coffee-catさんの「触祭の都」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

触手ゲー+パニックサバイバルアクション。素材は悪くない、後は調理の仕方だけ。(超絶長文は改善法の 提案とか妄想ですw)
最初に言っておくと、本作は触手に加えて昆虫や白目描写も出てきて適度にエグい。
公式サイトのCGなどを見てダメかな・・・と思ったら回避推奨。
グロ系や虫が苦手な自分でも大丈夫だったから、そこまで問題は無いと思うけど。

・プレイ動機
触手ゲーに興味を持つものの、気に入る絵柄があまり無く迷っていた所、
可愛い雰囲気の絵柄の本作が比較的安価で売っているのを見つけたので。
ここのレビューも少ないので期待半分不安半分。

・あらすじ
現代日本の都心を巨大な地震が襲う。
瓦礫の中から抜け出し、妹も助け出した主人公。
人がすっかりいなくなった街で見たものは異形の生物だった。
彼らは魔の手ならぬ魔の触手から逃げられるのか!?

・シナリオ(ストーリー・演出) 23/35
映画などでよくあるパニックアクション物。
ザッピングが使われているが、必ずしも効果的とは言えない。
どうあがいても絶望、とまでは行かないにしても救われないパターンが多い。

・キャラ(登場人物の描写・魅力)10/15
ザッピングも手伝い、最低限のキャラ立ちはしている。
ストーリーの進行上、少しずつ減っていく。

・絵(色とか雰囲気とか)  9/10
絵で決めただけあって、基本的には可愛くて丁寧。
触手などのグロ気味の絵もしっかり描けてる。

・音楽(歌・BGM) 7/10
あまり印象に残らないが、緊迫感のあるBGMなどが多い。

・エロ(エロいか、数、過程) 14/20
女性が触手or巨大生物に捕まり、陵辱されるシーンがほとんど。
作品の性質上、人間同士のシーンは少ない。
描写はあと一歩、詳細はネタバレで。

・その他(気になったことなど) 7/10
会話ウィンドウとかは最初戸惑うがすぐ慣れる、やや重いのが難点。

TOTAL 70/100

・総評
新ブランドの処女作、更にはマニアックなニーズという事で、
予算などに制限があったであろう中では良くまとまっていると思う。
絵さえ合えば、「軽く触手・虫姦ゲーやりたい」って人には薦められる。

ただ、まだ手探り感というか「こうなればもっと良くなる」という点が多い。

着眼点や全体のクオリティは悪くないので、改善できる点を修正して続編製作などに期待したい。





以下ネタバレありの感想(ストーリーの顛末とかには触れて無い)







ザッピングや舞台設定などの発想などは悪くないと思うが、全体的に惜しい。
同じようなシチュエーションの映画やゲームは数多くあるので、どんどん取り入れて欲しい。
以下、長々と「こうだったら良いのに」という妄想垂れ流し。折を見て短くまとめるかも。
予算や製作期間の都合がある事は承知の上での提言。

・ザッピング
なぜ、最初の地震から全員がデパートに集まるまでをザッピングしなかったのか。
パニック映画やゲームの手法としてはメジャーなザッピングの視点変更。
同じ場所にいる人間の心境を描くよりは、違う場所での出来事を描く事に向いている。
(同じ場所ならば三人称視点があれば片付いちゃうもんなので)
非常シュートからの脱出後の全員分の視点は流石に飽き飽きとしてしまった。
やはり、キャラ紹介や舞台の掘り下げも兼ねて、冒頭シーンをザッピングして欲しかった。

ザッピングを導入した理由は心理描写とヒロインが1人で襲われた時の描写かと思われるが、
それより更に踏み込んだ表現として遣って欲しかった場面も多い。
マルチエンドなので、ザッピング視点での行動により生還キャラが変わる等もアリかと。

勿論、ザッピングが有効に使われていた箇所もあった。
ホストくずれの児島と巨乳眼鏡っ子の久美がくっつくシーン。
これはザッピングでの心理描写のお陰で唐突さが無く、自然に受け入れられた。
親友である沙希と久美の児島に対する人物評が正反対なのも面白い。
そもそも児島は悪人サイドという先入観があったから意外性があった。

人間臭い児島は、ほとんど妹しか見てない主人公よりもよっぽど共感できた。
この児島と久美が二人揃って助かるエンドも欲しかったなぁ。

・キャラ
他レビューで触れてる方もいるけど、名前の付け方もうちょい頑張って!
タキザワリカ、タキモトレイカ、キタヤマトモコ、クミ、ユミ。覚えにくいわw

自衛官の上川は多くのルートで頼りがいのあるナイスガイだった。
でも武器殆ど携帯してなかったり、負傷してたとはいえタイヤ交換もできないうっかりさん。
利害一致しそうなアナウンサーの麗香と組んで化け物の正体を追うルートがあってもよかったかも。
その麗香さんはCGによって大人っぽくも幼くも見え、年上っぽい声色との違和感があった。

続いて演歌夫婦(正確には婚約者だが)の智子と土屋。
土屋の鬼畜DV性質はむしろ無い方が良かった。あるとしても智子以外に向けるべき。
本編でもあった、智子と土屋のレイプに近いエッチ後→化け物に襲われ変身。よりも
ラブラブエッチ→土屋が化け物に変身して陵辱。の方がインパクトもある。
智子の最初のシーンが陵辱テイストだったせいで、その後も「人妻」に近い存在である意味が薄れた。
化け物に犯され「武志さんごめんなさい・・・」みたいな方が燃えるでしょ!と力説。

学生二人組に関しては描写もほぼ満足。ってか制服めちゃくちゃエロい。
久美さんは昆虫適正、沙希は触手適正ありすぎじゃないっすかねw
沙希の一枚絵は可愛いのが多いのに、大抵差分で触手が飛び出してくる罠w
妹は中○生くらいなのかもしれないけど、二人と同級生とかでも良かった気がするが。

夕実は引っ込み思案巨乳お姉さんとか、どう考えても人気が出そうなキャラだろ!
全くと言って良いほど報われなくて可愛そうだった。折角の巨乳も活かされず。
夕実は犠牲になったのだ・・・

児島はさっきの通り、単純だけど正義に目覚める感じとかどうも憎めない。
女ばかり狙うパニック触手物が多い中、男である彼が襲われるシーンがあったのは評価したい。
とは言え、テキスト描写で済ませて夕実とかにCG割いてあげて欲しい感もあったがw

妹はハッキリ言って描写不足。妹を無条件で守ってあげたくなる時代は終わったんだよ!
ろくな見せ場も無いまま、転んでは触手に捕まりの繰り返し。
守りたい!より足引っ張るな!の感情が勝ってしまった。もうちょい頑張れ。
地震の時に深刻な負傷をしたとか、病弱設定とかでも良かったかと。
ただし、化け物適正は彼女がストップ高だし、エロシーンも充実してた。
和姦→触手大量中出し→ボテ腹→化け物出産はある意味この作品の集大成。
そのシーンはCGの表情とかもバツグンに良かった。

主人公は割と生粋の真面目系クズなんじゃないかと。
妹優先ってのは分からなくもないが、他の子が襲われてる時に助けを請われても、
「妹が襲われるかもしれないから身動きできない」の連呼。
だったら後はザッピングさんに任せて、とっとと逃げてくださいよとw
男しか触手と戦えない雰囲気なんだから素手じゃなく鉄パイプとか調達してほしかった。

・舞台
奇襲されたとは言え、何故か自衛隊がヘリに武器を忘れたりだとか、
使えそうな物を拾わなかったりとか、細々とした点に違和感は残る。
デパ地下の食料調達もお惣菜じゃなくて、缶詰とか探すべきでしょう。

都市が舞台だが、基本的にはデパート、電気店、民家、くらいにしか立ち入らない。
もう少しマップだとか、他の施設があっても良かったんじゃないかなと思う。

・化け物
人間→触手→巨大昆虫(他生物)なのか 普通の昆虫→触手により巨大化なのかとか
条件や過程の細かい所がイマイチ分からなかった。
進化、ってか変態の過程をしっかり書き分けて
触手→体液を注いで仲間を増やす 昆虫→卵を産み付ける
とか大まかにでも別れてた方がシーンにも幅が出たかと。

公式サイトの「舞台紹介」でゲーム内でも判明しない事実が書いてあったりするんだが。
謎の存在であるとしても、もう少し本編で生態や目的を匂わせる描写が欲しかった。

・エロシーン
CGやシーン自体は少なくないが、全体的にやや淡白。差分がもっとあれば。

体液出される→即化け物に
というのも触手ゲーとしては勿体無い設定なのではないかなと。
触手の良さは、女性の感情等度外視で穴という穴を犯しつくす、点と考えている。
快楽の連続からの絶頂、大量のぶっかけなど、触手ならではの攻めが欲しかった。
一回出して終わりじゃ人間と変わらないし。精液描写も薄めだった。

挨拶程度に女性が触手に悪戯されるシーンもあるが、もっと描写が濃くても良い。
この世界はノーブラが基本なのか、一気におっぱいが飛び出てくる。
悪戯シーンでは触手さんも上品に服を脱がしてくれるので、救出後も立ち絵は変わらず。
もっとねちっこく服を溶かされたり、潮吹き、失禁などを必ず入れるとかあっても良い。
ボロボロになった衣服に欲情した土屋が女の子を襲う、とかもアリかな。

触手・異種姦というニッチなニーズなので、もっとアブノーマルに振れても良かったと思う。
化け物の項目にも書いたが、産卵・出産や母乳などのシーンがもっと多くても罰はあたらない。

また、触手や巨大昆虫が跋扈する中での人間同士の和姦はやたらエロく感じられた。
各キャラに生還エンド(バッドでの和姦でも良いけど)とかあればもっと良かったのかも。

・まとめ
本作をやって、触手ゲーの製作ってのは本当に難しいんだろうなと痛感した。
セックスを経験しているライターは多いだろうが、触手を経験したライターは勿論皆無。
想像で補わなきゃいけない、その上に触手が出てくる舞台、環境を整えなくてはいけない。

次回作は人妻物のようだが、そこはSYOKUの名を冠するブランド。
是非、触手物や「触祭の都」の続編作成にチャレンジしてみてほしい。

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