Fatmanさんの「他の男の精液で孕んでもいいですか…?3 僕の知らない所でイキ狂っていた最愛彼女 ―生真面目な学園副会長―」の感想

ぼくのかんがえたさいきょうのエロゲー
ってのがもしあったら、本作は限りなくそれに近いものです。
はじめて『黒愛』でたかぴこ氏の絵を見たときから、
氏の絵は私のなかでにmostであり続けています。
どれくらい好きかというのを言葉にするのは難しいんですが、
とりあえず某掲示板のぴこスレに常駐してるし、
コミケでも毎回『LOST RARITEAS』の本を最初に買いに行きます(始発で並んで)。
とにかく、もう好きで好きでたまらないわけです。

で、さらに私はNTRゲーが大好物です。
今までプレイしたエロゲーの総数の半分は、
寝取り・寝取られものだと思います。
『妻陥落』で、気を失うかと思うほどの興奮を覚えて以来、
それに比肩する―あるいは超える―NTRゲーに出会うために
エロゲーをプレイし続けていると言っても過言ではないです。

ここで話は最初に戻ります。
“ぼくのかんがえたさいきょうのエロゲー”
いちばん好きな絵師が、もっとも興奮を与えてくれるジャンルの原画を担当。
夢が叶うとはこのことか。
確かにエロゲーには、絵や内容以外にも演出や音声、システムなど他にも重要な要素はあります。
けれど、それらはあくまでプラスアルファの部分であり、作品の根幹をなすものではありません。
こと、抜きゲーにおいては、絵と内容の良し悪しがそのまま作品の評価に結びつくと思います。
私は事前の期待度で、本作に100点をつけました。
内容の良し悪しやプラスアルファという、
実際ゲームをさわってみないとわからない部分を除いた評価が満点だったということです。

100点の期待度をもってプレイした本作。
DVDの封を切るときに手が震え、インストール中はドキドキしっぱなし。
ゲームを起動した段階ですでにフル勃起(本作のために10日間オナ禁)。
そこからは正直、エロシーンが来るたびに猿のように抜きまくりました。
なので、ゲームが進まない進まない(一日、三回とか四回とか抜ける人が羨ましいw)。
やっぱ、絵の力は偉大だと改めて実感しました。
破壊力が違う。
今年のNOTY(抜きゲオブザイヤー)の最有力候補です。

内容に関しても、1、2より格段に良くなったと思います。
ストーリーは前作のそれと似ていて、レイプからの堕ちモノ。
悪意のある見方をすれば焼き直し、マンネリととらえることもできるかもしれませんが、
キャラ設定、心理描写ともに厚みが増しているので、
制作者の表現したいことがより前面に出てきたように思います。
あーあと、CGの演出もすごい良かった。
Hシーンでのカットインが非常に効果的で、良い煽りになってました。

きっかけが前作とレイプでも、本作の場合は、
ヒロイン「主人公に知られたら絶望して、受験に失敗してしまうかもしれない……」、
「私のせいで迷惑はかけられない。何とか自分の力で解決しないと……」
寝取り男「主人公にバラされたくなかったら、俺のチンコしゃぶりな!」
といった感じで、レイプの後に肉体関係が続く論拠が示されています。
導入段階でのヒロインの心理的葛藤も抜きゲにしては十分と言えるくらい、きちんと描かれています。
まあ、それでもレイプされた相手にメロメロなんてのは、
現実的にはありえないことなので、ツッコもうと思えばいくらでもツッコめますが。
つまるところ、それっぽい理由をこじつけているだけなので。
けれど、前作みたいにプレイしていて「ありえねーよ!」とはなりませんでした。
深く考えなければ、違和感は覚えないと思います。

その後の展開では、寝取り男の家庭環境や学園に来ない理由を知ったヒロインが、
一気に寝取り男のほうへ心が傾斜していく様子が描かれるのですが、
この辺りは定番というか定石って感じ。
よくいう心理トリックってヤツだよね。
最初の印象が最悪だから、人間味のある部分やちょっとした優しさを見せられると、
ものすごくいい人なんじゃないかと誤解してしまうという。
強盗と心を通わす人質的な。
――――――――――――――――――――――――
つか、別に最初はレイプじゃなくていいと思うんだけどな。
状況に流されて――とか、彼氏とはまったく違うタイプの男にフラフラと――とかで。
むしろ、それらの方があとあとの話が自然になったと思うし。
きっかけがレイプではなく、ヒロインの浮気だったと想像してみてください。
それだけで印象が激変しませんか?
制作者の趣味なんだろうな、レイプ堕ち。
――――――――――――――――――――――――

あとはヒロインの言葉遣い(敬語好きだなw)なんかも、
良家のお嬢様という設定を付加したことによって、気にならなくなりました。
今どきの女子校生が彼氏に敬語って、ちょっと変だもんね。

堕ちたあとに黒化するヒロインについては賛否両論あったようですが、
狐狸庵先生(遠藤周作)も言っていたように“悪女”ってのはとても魅力的です。
すべてのNTRゲーにデフォで悪堕ちを実装して欲しい!
と思ってるぐらいの悪女好きの私には、ご馳走以外のなにものでもありません。
おいしくいただきました。

少し考察的なことを言わせてもらえば、NTRほど悪女と相性のいいジャンルはないと思います。
『妻陥落』の作中の言葉で、「NTRとは“精神的マゾヒズムの極地”である」というものがあります。
私はこの言葉を、NTRの本質を端的に表した名言だと思っています。
変態性癖の世界を描き、NTRというものを世に認知させた
マゾッホや谷崎潤一郎らが生涯に渡り表現し続けたものも、
間違いなく“精神的マゾヒズムの極地”でした。
なので、多くのNTR好きの方は、被虐(受けシチュ)属性やビッチ(女性上位)属性も
併せ持っているんじゃないかと思います。
もちろん、自分もそうです。
『とらいあんぐるBLUE』や『うちの妹のばあい』で黒化するヒロインの描写が、
NTRの名シーンとなっているのは上記のような属性のトリプルパンチ的効果があるからでしょう。
ドMにとって最高のご褒美です。

けれど、同じNTR好き内でも「ビッチイラネ」って声をよく耳にします。
たぶん、そういう方はNTRを“精神的マゾヒズムの極地”だとは捉えていないのでしょう。
前者と後者はひとくくりにされていますが、根本的な何かが違うんだと思います。
それが意見の衝突が起きるいちばんの要因なんじゃないかと、私は思います。
私は完全にビッチ肯定派なので、
否定派の人たちがどうしてNTR属性に目覚めたのか、理由がわかりません。
ですが、行きついた場所は同じでも、両者のスタートラインの違いをちゃんと認識していれば、
不毛な言い争いを繰り返さずに済むのではないでしょうか。
自分が好きなものを否定されて、気分のいい人はいませんから。

えー、ちょっと脱線してしまいましたが、まとめ!
多少強引な面はあるものの(はじめがレイプでなければ無問題だった)、
本作には堕ちる理由やキャラクター言動に説得力を持たせるための工夫が、とても感じられました。
ライターは前作、前々作の問題点をちゃんとわかっていて、きっちり対応してきたということです。
これは本当にすごいことで、私はこの点をいちばん評価したいと思います。
他男の1が発売されたのが今年の3月で、
わずか半年とちょっとでここまで良くなるとは予想していませんでした。
劇的と言ってもいいくらいの変化だと思います。
一部で本作のライターを叩いている人もいますが、
是非これからもNTRゲーシナリオを書いてほしいです。
今後はもっともっと良い作品が作れると思います。
期待を込めて。

あ、あと最後にヒロインが「他の男とやってるかもしれないし、やってないかもしれない」ってな感じで、
超絶に心をくすぐるセルフをお吐きになりましたが、
実際に三番目の男とのSEXシーンがあればエロに関しては文句なしだった。
マジで続編かDLCをやってくんねーかな。
大学時代の話とかで、小平とケンカした真子が気晴らしに参加した合コンでチャラ男に――みたいなの。
サークルの合宿でイケメン先輩に――でもいいし、エロ教授に――でもいい!
浮気話超希望。

~近況~
ついに感想の投稿数が300の大台にのったー!
数えてみたら、エロスケでレビューし始めて早四年……。
うはー、自分でもよく続いたと思うわ。

はじめのころは、『つよきす』とか『ToHeart』みたいなゲームばっかやってたのに。
今ではNTRゲーとババアゲーしかやってねーw
趣味嗜好ってのは変わるもんですな。

少しずつですが、最近はNTRゲーレビュアーも増えてきているようで、嬉しい限り。
私は自分の感想を投稿してから人の感想を読むようにしているんですが、
みなさん詳細に書かれていて、いつも驚かされます。
そんなわけで、私の書いたものがみなさんのお役にたっているかどうか微妙なところですが、
今後もジャンルの盛り上がりに少しでも貢献できれば、と思ってぼちぼちやっていきます。
よろしくね。

寝取られ興奮度:3
(※自分がどれくらいドキバクしたかを5段階で評価)

Fatmanさんの「他の男の精液で孕んでもいいですか…?3 僕の知らない所でイキ狂っていた最愛彼女 ―生真面目な学園副会長―」の感想へのレス

感想投稿数300突破おめでとう&お疲れ様です。
直接コメントレスするのは初めてですが、後続としてNTRもの感想は参考にさせていただいてます。

Fatmanさん程でないけど私もECLIPSEの頃からたかぴこ絵が好きで、クロアプから離れたのが残念に思ったものです。
アニメーターらしいシャープな線とフェラやキスの組み合わせの破壊力は、今でも現役だったようで安心しました。

ビッチについて私は肯定派と否定派、両方の立場ですね。
ビッチと一言でいっても自覚的・無自覚、先天的(経験豊富)・後天的(堕ち)と分けてもキャラが大きく違います。

多分NTR好きでビッチ駄目な方は、貞淑なヒロインの堕ちる過程、堕ちてもなお残る面影を求めている気がします。
即堕ちしたら元の姿に嘘臭さを覚え、堕ち方がひどいと別人だこれと思う。
我侭ですが、ビッチ化する妻へ興奮しつつ愛が冷めて別れた、ヤンヅマ心春の主人公の気持ちが良く分かります。

NTRとマゾは隣り合わせでも壁は高いので、掛け持ちはそんなにいないと思います。
精神的な痛みを伴う点では一致しても、ヒロインの愛情や関心が向いてる方向は正反対なので。
他のサイトですが、この作品について最後のシチュエーションは誰得という意見は結構ありました。
もちろん私にはご褒美ですがw

Fatmanさんが語るのは珍しいので、ついぶしつけな文章を書いてしまってすいません。
2010年11月05日21時45分14秒
わー300お疲れさまです。
自分もNTR入門のころはFatmanさんのプレイリストを眺めながら、
次はあれにしようかこれにしようかと悩んだものです。
『いつのまにか彼女は』や『それおじ』に出会えたのもFatmanさんリストがきっかけです。
お世話になりました&これからもよろしくお願いします。
(先生、と○いあんぐるBlueがまだ終わりません('A`)めくるめく選択肢・・・バウムクーヘンゲー。)

Fatmanさんの珍しい超長文と作品への愛情溢れる感想は読んでて興味深いものがありました。
自分もビッチは条件付きで大好きです。ビッチっぽいのがビッチなのは食指が動かないのですが(嫌いではないです)、
ビッチぽくないのがジョブチェンジしてこちらの価値観をぶっ壊されるのが大好物です。

最近はとみにエロゲスランプで作品消化が進まず、三作目になる本作も迷っているところですが、
他作も含め情報はあつめていきたいなあと思っていますので今後も注目しています。


(トップページに表示しないで失礼します。あしからず。)
2010年11月05日23時05分04秒
はじめまして、imoto様&お久しぶりです、やんごと様
レスありがとうございます。
imoto様については、プレイするゲームがよくかぶっているので、当方も存じおりました。
やんごと様は、かなりのハイペースでNTRゲを消化しているようでw 
へっへっへ、オヌシたちも好きよのう。
では、さっそくですがレスの回答をw
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imoto様へ
>アニメーターらしいシャープな線とフェラやキスの組み合わせの破壊力は、今でも現役だったようで安心しました。

ですね! ぴこスキーとしてはひょっとこフェラがあったら、なお良かったんですがw

>ビッチと一言でいっても自覚的・無自覚、先天的(経験豊富)・後天的(堕ち)と分けてもキャラが大きく違います。

まったくもってそのとーりです! 私は全部好きです!
主人公の憧れのお姉さんがじつはヤリマンで、いろんな男と犯りまくってるってのも最高だし、
清楚な幼馴染が寝取り男に染められて、場末のピンサロ嬢に――なんてのもよいですね。
ただ、“ビッチ好き”というのは、もともと男関係にだらしなかったり浮気性だったりする女性に、
魅力を感じるタイプをいうんだと思います。ウシシ。

>多分NTR好きでビッチ駄目な方は、貞淑なヒロインの堕ちる過程、堕ちてもなお残る面影を求めている気がします。
>即堕ちしたら元の姿に嘘臭さを覚え、堕ち方がひどいと別人だこれと思う。

私もそう思います。
その部分を女の魔性&魅力と捉えるか、バカ女と捉えるかでしょう。
昔、『ロンドンハーツ』というTV番組内でやっていた『スティンガー』という企画をご存知でしょうか?
簡単に言うと、彼氏の依頼で彼女の浮気を調査するっていう趣旨の企画です。
そのなかで彼女が複数人の男と浮気していることが発覚して開き直った彼女が、
「別に彼氏と別れてもいい」的なことを言った回がありました。
しかし、彼氏は「別れたくない。これからもつき合っていきたい」と言って、
逆に彼女のほうに交際を続けてくれと懇願していました。
その気持ちすごいわかります。
そういう女だからいいんです。すごい魅力的。

>NTRとマゾは隣り合わせでも壁は高いので、掛け持ちはそんなにいないと思います。
>精神的な痛みを伴う点では一致しても、ヒロインの愛情や関心が向いてる方向は正反対なので。

NTRとマゾは同格ではなく、マゾのなかの一要素だと思っています。
本文でも少しふれましたが、
谷崎潤一郎の『痴人の愛』や『鍵』、『瘋癲老人日記』などを読んでみると、
そのあたりの関係性がよくわかると思います。
あと、恐らくNTR属性とビッチ属性と受けシチュ属性をかけ持ちしている人はそんなにいないと
おっしゃりたいのだと思いますが、うーんどうなんでしょう。
私の考えでは結構いるんじゃないかなーと思うんですが、
こればっかりは統計や実証データがあるわけじゃないんでなんとも言えないです。
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やんごと様へ
>先生、と○いあんぐるBlueがまだ終わりません('A`)めくるめく選択肢・・・バウムクーヘンゲー。

www
笑ったw

>自分もビッチは条件付きで大好きです。ビッチっぽいのがビッチなのは食指が動かないのですが(嫌いではないです)
>ビッチぽくないのがジョブチェンジしてこちらの価値観をぶっ壊されるのが大好物です。

ギャップ萌えってヤツですね?
私も大好きです……じゅるり。
imoto様へのレスにも書きましたが、“ビッチ好き”というのは、
男関係にだらしなかったり浮気性だったりする女性に、魅力を感じるタイプをいうんだと思います。
いやらし系のオネーサマキャラもいいもんですぜ。

>最近はとみにエロゲスランプで作品消化が進まず、三作目になる本作も迷っている

大丈夫です!
私も仕事が忙しかったり私生活でトラブルがあったりすると、エロゲをやる気力がなくなります。
けど、やっぱエロゲが大好きなので、しばらくするともとどーりになります。
100本以上エロゲをプレイしてるやんごと様なら、必ずこちら側に戻ってくるはず!
信じています!!
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同じNTR好きと言えど、個々人で細かい好みの違いがある。
ときにそれは意見の対立を生む要因にもなりますが、
NTRゲーに可能性や多様性をもたらすいちばんの原動力でもあると思います。
みんながみんな同じ嗜好だったら、発売されるゲームも画一的なものになってしまいますから。
それでは、つまらんです。
幼なじみNTR、妻NTR、母NTR、和姦NTR、強姦NTR……。
挙げていけばきりがなく、なかには苦手なものもあるかもしれませんが、
こんなにも多くのシチュが楽しめる性癖ってほかにないと思います。
幸せでう。

まあ、何が言いたいのかと言うと、
「これからもいっしょにNTR界隈を盛り上げていきましょう!!」ということです。
私は頭が悪いので長文を書くのがスーパー苦手なんだワン!
その辺りは、みなさんに任せるだワン! よろしくだワン!

あ、あと『それ妻』めっちゃ楽しみじゃね?
2010年11月06日01時07分47秒
ちょっw Fatmanさん何かやけにテンション高いよ!

スティンガーは一応知ってたけどそこまで触手を伸ばしてたとは…w
だが俺はリアルのビッチはお断りだ!でも何故かビッチアイドルは歓迎だ!

>NTRとマゾは同格ではなく、マゾのなかの一要素だと思っています。
確かにマゾ=女性に性的な意味で振り回されるのに興奮する事と定義すれば、NTRも一要素になりますね。
それでも独占・非独占の壁は高そうですが。折角なので谷崎潤一郎読ませていただきます。

それ妻はあんだけ寝取りキャラ多いと期待半分不安半分ですな。
結局主人公空気でヒロインの逆ハーレムでした、にならない事だけが僕の望みです。

長文のFatmanさんの普段と違う姿をまた見たいので、これからも期待してますワン!
2010年11月06日20時30分06秒

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