komaichiさんの「ドSなお姉さんは好きですか?」の感想

M男専門レーベルの名に恥じない作品に仕上がっていると思います。プレー内容の偏りや部分的にやや徹底しきれていない部分が気になりますが、それでも所謂受けシュチュ程度のシーンはほぼ皆無。ただただヒロインの性欲の捌け口として肉体的に痛めつけられ罵倒されまくる場面が大半で全体としてみればプレー内容は非常に濃いと思います。特に腐女子ヒロインのみどりが凄いことになっている。専用ルートがないヒロインがいるのには注意が必要かも。
お腹一杯です。
しばらくM系作品はやらなくていいですね。

マゾな男性向けの作品に特化して創設されたルネ系列の新たなブランド、
「ピンヒール」の処女作。
そろそろ(2010年8月6日)発売1週間過ぎようかとしているのにここでの
レビューはもとより、攻略情報やSaveデータの一つ挙がっていないのが
不憫で仕方ないですが、結果は、なかなか良かったと思います。

内容はタイトルから明らかですが、ドSなお姉さん方に弄られ倒されるゲームです。

冒頭、電車の中で突然痴女に襲われてSMサークルのペットに。
あとはまあめくるめくMワールドへという感じ。


■構成・展開
エンディングは全部で12
【あやめ、八千代、みどり&まどか、香苗】の各4ヒロインに
トゥルー/ペット/バッドエンドの3つという感じ。

なんと、いかにもメインヒロインとして紹介されている恭子や桜に個別ルートはありません。
しかも桜に至ってはそもそもS女ではなくなんとM奴隷候補というオチ。
※この点に関してのOHPの紹介は紛らわしい…特に桜、確かにMキャラとして紹介
されていますがSキャラとも解釈できる書き方をしていると思います
ただ2人ともエロシーン含め至る所に登場するので軽視されている印象はなく、
スーパーサブみたいな感じ。

分岐は、①調教時の我慢or Not、②ヒロイン選択、③行き先の3種類により決定。
各エンドへ分岐するのは簡単ですが、コンプしようと思うとちょっと面倒。

構成は、序盤の③の選択肢で②の個別ルートに突入する選択肢の前の展開が2つに分岐。
どちらのルートもあやめと恭子を皮きりにどんどん他のヒロインたちと知り合って
痴女サークルとしての活動が広がってゆく様子を描いています。
個別に入ると同じ展開ですが、[会社へ行く]を選んだほうが主人公の奴隷に
なることへの抵抗感が強め。[学校へ行く]を選ぶとすぐさまM奴隷です。
エロシーンの雰囲気が少し違います。

個別では、どの結末でも奴隷-ご主人様関係は変化しない(=純愛で終了はナシ)
という点は好印象ですが、一方で話の途中では自身の持つS性に苦悩するヒロイン
が表現されることが多く、奴隷-ご主人様の揺るぎない主従関係が必ずしも
一貫して表現されているわけではないのが残念。
こうした苦悩こそ製作者側の拘りとも受け取れるので、好みの問題が大きいの
かもしれないでが、何人かは自分がSであることに何の疑いも持たないヒロイン
がいた方が、シナリオが差別化できたのではないか。


■エロ
回想枠70で、内訳は
【あやめ7/みどり・まどか13/香苗13/八千代12恭子4/桜3/その他18】

※その他以外は、基本的に主人公と1対1の調教
※ただし香苗には桜&主人公の3Pも含める
※みどり・まどかは片方のみのシーンも含める、モブキャラとの複数もカウント

攻略ヒロインの中ではあやめだけ少ないですが、その他の3P以上プレーに
やたらと出没するので体感的には他のヒロインと比べて少ないといったことはナシ。
その他では12シーン出現するので逆に出番が多い。
次いで恭子が多く、残りは2~3シーンくらいの出演でしょうか。
共通・個別の区別なくガンガン複数プレーがあるのが特徴的。

CGの使い回しが少々あります。

全体的な特徴は、

・責められる男性の心情描写が大雑把
・肉体的な責めが多い、特にペニバンが矢鱈多い
 =精神的に屈辱的なプレーは多くない
・しかし極度に嗜虐的・残酷なプレーはナシ
・複数の絡みは非常に多い

という辺りでしょうか。

テンションは初っ端からかなり高めで、性癖が合えば実用性は高め。だと思います。多分。。
しかし逆にテンションの上下が乏しいので終盤になると食傷気味になってしまうのが難点。
受けシュチュ程度が丁度よい自分には1日1ルート以上やると胸やけコースでした。

具体的なプレー内容は、
ペニバンで掘られる、イラマチオ、射精コントロール、緊縛、奉仕、罵倒
辺りがメイン。
この辺りのプレーは全員もれなくあります。

加えて各ヒロインのエッチの特徴は、

・八千代:体罰系、元ヤン、ペニバン多用
・みどり&ゆかり姉妹:BLシュチュ多発=男装してペニバン多用、腐女子
・あやめ:普通の痴女、他のヒロインとの絡みでリードしてあげる、一色ヒカル
・香苗:露出多め、サトウユキ=罵倒が凄い、会社の部下の桜との絡み多い

という感じ。

サブヒロイン
・恭子:かなめと似ているので痴女キャラ
・桜:ドMガール、主人公と一緒に調教されます

メインの上3人は一貫してドSか痴女っぽいのですが、香苗だけは他のヒロインに
責められる、主人公や桜が香苗を慰めてあげる為にM奴隷になるといった
エロが含まれていて、絆の深さは感じますがSっぽさは控えめ。

最強なのはBL好きの腐女子みどり。
エッチの際には男の子の演技をして妄想全開でペニバンで
掘ってくる痛い子具合が大変斬新で面白かった。

とりあえずペニバンプレーはとにかく多すぎです。
SMなのだから仕方がないとはいえ、本作は多すぎてヒロインごとの
シーンの差別化を阻害していたように思います。

個人的には男性の心理描写には不満大。

責められた際に何を想うかという部分こそ、主人公がマゾであることを
表現する上では重要だと思うのですけどね。
「やめてぇー」「あががっ、ひいぃいい」みたいな叫んでいる描写
ばかりなのは残念なところ。
もっと詳細に心の内を表現してほしかった。
でも、心のつながりなど無しで単なる性欲処理のモノとして
扱われることの方がある意味至高の待遇と言えるかもしれないので
この辺りは個人的な嗜好と限界の問題かもしれません。

参考までに精神的な責めっぽいと思ったシーンいくつか。

・学校にて女子学生の前でマン繰り返しで手コキ、全員ガン見
・全裸で学校の女子トイレ掃除、最後に女子学生から放尿
・赤ちゃんコスで掘られる
・女子学生服を着たままブルマガールに踏まれる
・普通に捨てられて、邪魔もの扱いされ泣き叫んで懇願
・マン繰り返しで縛られて、尻に生け花刺されたまま放置

少ないですが内容自体は全然悪くない出来栄えなので余計に残念。

掘られて、イラマチオ、ヒールでイチモツを踏まれるなどだけに偏らないで
何人かは、精神的にネチネチ責めるようなヒロインがいればもう少し全体的に
バランスがとれて良かったのではないかと思います。

あとアヘ顔が結構凄いことになっているのですが、この作品の雰囲気には
全然有っていない。
S女ならアヘ顔ではなくて恍惚とした表情の方が良い気がする。
ペニバンでフェラさせて絶頂でだらしなくアヘられても困ってしまいます。
しかも超癖のあるアヘ顔なのでこれは絶対に確認した方がいいと思う。


■まとめ
というわけで、ブランドのコンセプトをしっかり反映させた作品に仕上がっていますが、
絶対的に敷居が高いことに加えて、一貫したSとMの関係の表現とシーンの差別化に難あり、
その他細かな部分で好みが分かれそうな要素がいくつかあるのでより一層人を
選ぶ作品となってしまっています。

お勧めかどうかは自分の心と向き合ってくださいという以外ないです。

とはいえ、商業フルプライスでニッチな作品はなかなかレアなので、是非
このまま第2弾、3弾とマニアックな作品を作り続けて欲しいと思います。

嗜好が合えばどうぞ。

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