dakuryuさんの「黄昏のシンセミア」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

シナリオとして中だるみが長い。矛盾を感じる点もあるのでツッコミ考察
ネタバレ全開です。
勘違いがあったら指摘してください。

●「核」と「羽衣」の関係
・核だけでは不老不死にならない
・核は体内から自由に取り出すことができる
・核には遺伝子情報が登録されており、登録されたものにしか扱えない。
・核を持った娘が妊娠すると同じ遺伝情報を持った長女を産む。
・羽衣は対応する核の命令を受け付ける。
・細胞活性化命令を受けた羽衣を体内に取り込めば不老不死になることも可能
・体内に取り込まない場合でも攻撃や隠蔽、記憶操作など何かと便利。
・羽衣には「待機」状態と「起動」状態がある
・起動状態の羽衣には停止命令が出せる。
・全開で起動していて保護命令が効いていない場合強制停止が可能
・強制停止した羽衣は粉々になる
・マスターの核が離れていれば他の羽衣も操れる。停止の命令を下すのは難しい。
→具体例:銀子が姉の羽衣でナイフを作っていた

●「赤い石」と「青い石」
・赤い石は起動状態の羽衣 呪いを発信している
・赤い石はステルス機能があり赤い羽衣の核を持った家系にしか見つけられない。
・青い石は起動状態の羽衣 呪いを受信している
・青い石には生物を狂わせ化物にする機能がある。
・赤い羽衣の核を持った人間(翔子)は赤い石に精神汚染される
・青い石の化物は赤い羽衣の核を持った人間(翔子)を守る。
・赤い石はさくやと主人公が順番に念じることで粉々にできる

●羽衣の現状
・天女(サクヤ)が残した羽衣(A)
 天女(サクヤ)の羽衣と天女(次女)の羽衣がミックスしたもの
 核を持つ娘が産んだ長女は天女(サクヤ)瓜二つで「サクヤ」と名付けられる。
 長女以外の娘は核の作用によって天女(次女)に似ることがある。
 ほとんどの羽衣は湖にまかれ青い石として化物を作り出している。
 一部の羽衣は皆神家長女に核と共に受け継がれていたが紛失(さくやと主人公の体内?)
 核はさくやと主人公が分けて持っている。さくやが「起動&安定」主人公が「終了」
 本来の所有者は村の青年(=主人公)歴代サクヤはあくまで副所有者
・天女(サクヤ)が呪いを込めた羽衣(B)
 赤い石として残っている。
 現在の核は翔子が持っている。
 ステルス機能があり翔子以外見つけられない。
 翔子は青い石が作った化物に守られている。
 核は天女(サクヤ)を助けた女性の家系(岩永家)に受け継がれていた。
 本来の所有者はサクヤ 
・天女(銀子)が持っている羽衣(C)
 羽衣(A)の化物と戦っている。羽衣(A)を回収している。

皆神家に代々伝わるのは羽衣(A)とその核です。
羽衣を使うには「核」「羽衣」「遺伝情報」の3つが必須で、「知識」も必要。
核は体内から取り出すことができるため長女が一定の年齢に達したら
核を飲ませ、羽衣とその使い方を受け継がせていたのでしょう。
さや死亡事件があった当時の核はさくやの母の「さや」が持っていたはずです。

天女(サクヤ)の死の直前の様子を見ていると核を渡した後も命令をしています。
渡した核は羽衣(B)の核でも一部分かもしれない。



今までの理屈で解けない疑問がいくつかあります。
・子供のさくやが大きな赤い石を見つけられた理由。
・子供のさくやがミヅチに命令を出せた理由
・翔子が持っている核には翔子の遺伝情報が登録されているのか?

当時のさくやは羽衣(A)の核も羽衣(B)の核も持っていないはずです。
それなのになぜ赤い石を見つけ、かつミズチを使役することができるのか?
羽衣(A)の核は「さや」が持っていたはず。
主人公とさくやは羽衣(A)の核で瀕死から復活しています。
羽衣(B)の核は「翔子」が持っているのでさくやが持っていたらおかしいです。
さくやが見つけた赤い石は死んだ天女(サクヤ)が残した羽衣(B)の核かもしれない。
それは天女(サクヤ)を助けた女性が飲み込んだ核とは違う。
それを起動したならばさくやが支配されてもおかしくはない。

羽衣(B)の核は岩永家に無意識に受け継がれてきています。
男にも女にも血を通じて受け継がれてきたらしい。
女系遺伝しなかったのは核が不完全だったからでしょうか。
ともあれ女系遺伝でなかった場合は遺伝情報を正確に受け継ぐことはできません。
羽衣(B)の核の持ち主は核を持っているだけで命令は出せなくなりそうです。
化物に守られるのは命令を出しているからではなく半自動的なものかもしれない。
ただ翔子は皆神家の遺伝情報も濃く持っています。命令も不完全ながらできるようです。
羽衣(B)との相性は「さくや>翔子」らしい。
羽衣(B)の核に登録されている所有者遺伝情報はあくまでサクヤ優先ということです。


…設定資料集読んでから書き直しました。
「さくやが一度死んで赤い石が体外に出た」という記述を前提として
まとめると以下のようなことが起こったらしいです。

(プレスト-リー)
1 さくやが大きな赤い石を見つける。
2 赤い石(羽衣(B)の羽衣)を起動して逆に精神を支配される。
3 精神を支配されたさくやはミズチを呼ぶ。
4 さやが青い宝石(羽衣(A)の核+羽衣)を使ってミズチの攻撃を逸らす?
5 さくやがミズチのつくった激流に飛び込む。主人公も追って飛び込む。
6 主人公とさくやは瀕死になるが、さやが青い宝石を分け与えて助ける。
7 さくやから赤い石(羽衣(B)の核+羽衣)が分離する。
8 主人公は赤い石を吊り橋から投げ捨て砕く。
9 翔子が赤い石を見つけ、無意識に体に取り込んでいく。悪夢に悩む。
(シンセミア編)
10 翔子は砕かれた赤い石のほとんどを集める。青い化物の大移動開始。
11 さくやが翔子を助けようと赤い石を起動する。赤い石に支配される。
12 赤い石はさくやに移る。赤い石に青い石の化物が集い融合しようとする。
13 主人公が赤い石の命令をキャンセルする。赤い石と青い石の大部分を空に還す。


設定資料集には「さくやが一度死んで赤い石が体外に出た」と書いてあります。
この記述を元にするとさくやは羽衣(A)の核と羽衣(B)の核を最初持っていたはずです。

一度死んだのに完全復活できたのは羽衣(A)の核を持っていたからのはずです。
羽衣(A)の核を持っていない場合、一度死んだら復活できないはず。
羽衣が戻すべき健康な体を記憶している必要があるからです。
事件が起こる前に、一部の核はさくやと主人公に受け継がれていたのでしょう。
さくやは4の時点で「そのさくやは……大勢の中の、一体どれなんですか……?」と発言しています。
この発言は羽衣(A)の核の記憶と考えられます。これも羽衣(A)の核を持っている証拠です。
(羽衣(B)の記憶だと青年そっくりの主人公が好きということにはなりません)

赤い石を見つけたのは羽衣(B)の核を持っていたからのはずです。
皆神家に岩永家から婿を迎えたことがあったのならば
皆神家長女に羽衣(B)の核があっても不思議はありません。
(資料集に「赤い石は皆神家の血に受け継がれてきた」と書かれているからこう考えるしかありません。
 岩永家の核が血に溶けているといっても薄まらず受け継がれた条件があるはずです。
 分かりやすいのは一番上の子供に引き継がれることですが主人公の後のさくやに強く受け継がれてるから条件不明。
 「見る適格者」はさくやと翔子が確認されてますが他にもいるんだろうか?)
本編開始時のさくやはこの核に関しては失っている風です。
→さくや台詞「なんだか不思議ですね。翔子ちゃんが拾った時に出てきたように見えました。」
皆神家代々受け継がれてきたと考えれば、子供さくやが持っている大きな赤い石も説明がつきます。
「見る適格者」がいるのにあの大きさの赤い石が放置されていたのはおかしい。
小さな石を集めて固めたものがあれと考えた方が自然です。
さくやだけでなく歴代サクヤがコツコツと集めたものなのかもしれません。


案外綺麗に理屈づけることができました。
ただ、やはり核の扱いが不明瞭です。核はどこまで分割できるのでしょうか?
「遺伝情報だけでは操作できない」という設定が必要だったのかもしれませんが、だいぶご都合主義になっています。


☆ #ツーサイドアップ##沙智子 ☆
☆ #スク水でのH##翔子、銀子 ☆
☆ #巫女服でのH##いろは、美里 ☆
☆ #セーラー服##さくや ☆

dakuryuさんの「黄昏のシンセミア」の感想へのレス

設定資料集(p34)「赤い石」によると、
赤い石の力のもともとの持ち主は、天女(長女)と同一の情報を持つさくやで、川で孝介とさくやが流されたとき(?)に体外に出て、孝介とさくやに投げ捨てられ、
その後、「見つけられる資格を持つ者」である皆神一族の者である翔子が発見したということのようです。
また、p35の「岩永家」「岩永翔子」を見ると、皆神の分家筋の岩永家(皐月の嫁ぎ先)は、「天女を看取り赤い石を体内に入れた女性」が祖となっているので、翔子は有力な資格者だとなっています。

この設定、結構根幹となる設定のはずなのに、「ゲームクリア後にお楽しみ下さい」とある本を読むまですっきりしないというのもどうかと思いますね。個人的には。
2010年08月01日12時55分56秒
ありがとうございます。
岩永家が「天女を看取り赤い石を体内に入れた女性」が祖というのは本編にないのがおかしいですよね。
翔子は皆神家の次女(天女を看取り赤い石を体内に入れた女性と瓜二つ)の娘なので尚更ややこしいです。
2010年08月01日18時52分30秒
本編になかったのはたぶん長い歴史の中で(天女長女)の生き残りと(天女次女&紅石)二人の血が奇跡的に混ざったということなのではないでしょうか。そこで顔が瓜二つ=血が繋がっているっということで、いちいち演出しなかったのではないでしょうか。もしくは最初から混ざっていたのかも、っというようないろんな想像も出来ますね。
また昔から受け継がれている遺伝子情報が青い石や赤い石の核とは別にある。っということが重要だと思います。大勢のさくやというのはそういう意味だと思います

川の水がさくや達をよけていたのはさくやが紅石の所持者だったからではないでしょうか、それとその後二人が生き返ったのは「死んだ」(紅石はそのときに出て)二人に母であるさやが「青石」の核を自分から取り出して、二人に半分に分けあたえたからだとおもいます。その結果さやは死んだのでしょう。
2010年08月02日02時50分47秒
>feriaruさん
遅レスすみません。
「天女長女」の生き残りと「天女次女&紅石」二人の血が混じったのはそうだと思います。
(念のため、天女を助けた天女次女似の女性「天女次女&紅石」は天女次女の血ではありません。
 彼女も天女長女の直系の血筋、サクヤの娘、皆神家の次女です。
 青い石に天女次女の羽衣が混じった作用で天女次女に似ているだけです。)

大勢のさくやを思い出すのは青い石の核&羽衣の作用の可能性が高いです。
羽衣には記憶を記録し、もし脳が欠けたとしてもそれを修復する機能があります。
過去サクヤの記録情報にさくやがアクセスできるとしたらこの機能のおかげです。
(死ぬまでの記録があるのか核を受け継ぐまでの記録があるのかはよくわかりません。)
赤い石はあくまで「仮の羽衣」なので天女長女が代々受け継いできた羽衣とは違います。
赤い石に記録された「歴代さくやの記憶情報」は青い石と比べてはっきりと劣ります。
(岩永家に嫁いだ「天女次女&紅石」の息子がすぐ皆神家に婿入りすればそれなりの人数にはなりそうですが…。)
さくやが大勢のさくやを思い出すのは遺伝情報だとしても「青い石の作用」かなと思います。

川の水がよけた理由は「紅石の所持者だったから」でも説得力があると思います。
ただ死んだ後に青石の核&羽衣を分け与えても手遅れなはずじゃないでしょうか。
羽衣は健康体&記憶を記録できますが死んだ後に記録すると死んだ状態が記録されるはずです。
紅石に記録された健康体&記憶情報を青石の核にコピーして…ができれば大丈夫ですが謎です。
2010年08月26日02時36分58秒

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