マルセルさんの「クラ☆クラ ~CLASSY☆CRANBERRY’S~」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

一部の萌えゲスキーにわりと支持されている保住氏の新作だが、実態としては半分以上のシナリオは別ライター氏の手によるものであった。萌えゲか抜きゲかという二分法をもって比較すれば、今作はどちらかと言えば抜きげー要素が強い。前半のプロローグから共通までは普通のラブコメっぽいが、個別ルートに入ったが途端、殆どのルートでは10分に1回に俺は射精したような怒濤の連続エロしーんに突入。プロットの推進力も構築力も無いに等しいので、イチャイチャゲーというよりも、毎日もっとセックスするハメハメゲーといったほうが適切かも。しかも超完璧イケメンの主人公が終始主導権握ってヒロインを変態籠絡しまくってるんで、これまた恋愛物語というより「イケメン貴族本多零様の華麗なるスィーツ調教日誌」てなレディコミを読まされている気分にもなる。まぁ、元からそういう作品だと思ってやれば、キャラもエロもそっち方向で勃っているから良いんでは。
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☆基本データ

・総CG枚数(差分SD無し)101枚 総回想43枠

・キャラ別CG(エロCG)&回想数 

美雨  20枚(18) 9回
世枝瑠 15枚 (13) 7回
紫子   18枚 (15) 8回
翼  19枚(15) 8回
杏夏  12枚 (10) 6回
ハーレム 5枚 (5) 3回
その他 12枚(4) 4回

(備考:その他というのは、ショコラ以下サブヒロインのCGと、首つり人形とか暴走四輪車とかの無駄に凝った物語CGの混ぜ合わせ。
首つり系は8枚でサブヒロインCGは一人いちまいずつで計4枚)

・クリック数

簡単な説明:クリック数つーのは、既読スキップオン+テキスト速度ノーウェイト環境下で計った、作品を終えるまで各シナリオ毎のクリックの合計回数のこと。

(1)初回プレイ時の「共通」+「個別」のシナリオの総容量が分かる
(2)2周目以降の、共通シナリオを除いた個別シナリオの総容量が分かる。
(3)エロテキストのクリ数と。それを含んだ全シナリオのクリ数を比較すれば、両者の割合もある程度はわかる。
(4)テキスト速度の環境さえ同じなら、プレイ時間と違ってユーザーによる計測誤差は少ない。

といった四点が指標として役に立つとバッチャが言っていたような気がしないでもない。

1周目 世枝瑠 「15893」
2周目 美雨  「8323」 
3周目 紫子  「7544」 
4周目 翼   「8754」 
5周目 ハーレム「2444」 
6周目 その他 FDの予告シナリオ 

(杏夏さんは僕には悪性腫瘍の塊にしか見えなかったのでスルーしました。シナリオ評価以下も同様にスルーするんでよろ。
その他シナリオについて詳しく知りたい人は下のシナリオ評価を参照。そのまんまの内容なんですが。

・各キャラのHシーンのクリック数

     一回目 二回目 三回目 四回目 五回目 六回目 七回目 八回目 九回目
世枝瑠 「376」 「683」 「581」 「437」 「458」 「329」 「677」
美雨  「261」 「298」 「948」 「438」 「366」 「399」 「357」 「388」 「731」
紫子  「257」 「233」 「838」 「433」 「256」 「351」 「478」 「658」
翼   「383」 「567」 「562」 「437」 「528」 「302」 「707」 「327」
ハーレム「515」 「644」 「551」


 
・シナリオ評価

世枝瑠  B
美雨   C+
紫子   C
翼    C+
ハーレム C

   
・エロ評価

世枝瑠  B+
美雨   B
紫子   C+
翼    B
ハーレム C+

・イチャラブ評価

世枝瑠   B
美雨    C+
紫子    C
翼     B-
ハーレム  C
   
(備考:ここ数年「結局イチャイチャ描写はよさげですか?」みたいな鼻息荒いメールをたまに頂くんで、その評価項を暫定的に作ってみるテスト。。
先月のとはちょい変わったけど、基本的には、そのシナリオ全体からエロしーんを差し引いたものを、評価の対象にして、
そのシナリオ全体の内容とイチャラブ描写の親和性といった面を評価する。エロシーンは基本的に評価の対象外であって、
そのシナリオ内容とイチャラブ描写が適切に関係しているものを高評価の対象とするってこと。

たとえば、エチシーンだけで多目で普通の萌え描写やイチャラブ描写が少なめの作品はあまり評価されないし、
全体的な物語がきちんと構築されていても、その物語の内容に応じた適切なイチャラブ描写が少なめだったらあまり評価されないし、
たとえイチャラブ描写が多かったとしても、そのシナリオの全体的な構造やテーマと関係性が薄かったらこれも低評価の原因になるということ。

どういうシナリオがイチャラブ的評価されるかというと、先のネガティブ要因から逆に例えを引き出すなら、、

エチシーンだけで多目で普通の萌え描写やイチャラブ描写が少なめであっても、そのエチシーンがシナリオとイチャラブ描写に関係性が高ければ高評価で、
たとえシナリオゲーやら燃えゲーやらと言った、基本的にイチャラブ描写の少ない作品でも、そのシナリオのなかで適切なイチャラブ描写があれば評価し、
構築性や推進力のないヌルいシナリオの作品であっても、イチャラブ描写の総和がその作品に独自の魅力を作り出しているのならそれも高評価する。

つまり、ここではイチャラブ描写をその作品全体的内容を無視してのイチャラブ描写だけの「絶対的な量」を評価するのではなくて、
あくまでその作品の内容と有機的に関係しているようなイチャラブ描写の「相対的な質」を評価するってことになる。
だって絶対的な量を云々という話になったら、それこそイリュージョンのゲームを永遠にやっていれば良いってことになるし、
ずーっと和姦エッチしかしない低価格抜きゲーが最高位の評価をえるってことでつまらない。僕の大好きなあけるりの麻衣たんシナリオとかも、
ただ単に「絶対的な量が少ない」ってだけでイチャラブ評価が低いってことになったら、それこそこのジャンルの歴史を裏切っている。
まぁ、たぶん今後はこの方向で行くんでヨロしくおながいします。。

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☆シナリオについて

まず、クリック数のデーターから見て簡単にわかるところから説明しておこう。

その他つまりの五人のシナリオは「FDの予告シナリオ」と書かれており、クリ数は表示されていないが、
それはまぁいくらなんでも「500」以下といった感じのクリ数を表示されては、かぐやの皆さんもテメぇの手抜きがバレて気の毒であろうと思ったからである。
内容のほうも、そのままズバリであって、これは別に嫌味で言っているのではなく、これは本当にFDの予告シナリオそのまんまなのである。
簡単に内容を纏めれば、ちょっとしたハプニングがあってサブヒロインと未遂Hをしちゃって「俺たちのセックスはこれからだ!」といって糸冬になるわけだが、
これがあんまりにも早く糸冬になるんでビックリする。最終回に10Pしか与えられていないような連載漫画みたいで、作者が編集者に殺されたんではないかと思うほど。
特に高屋敷さんのシナリオは、勢いで未遂エッチしちゃったあと、高屋敷さんが「私が責任を取ります……」と妙に生気のない声で言って暗転で終わるのが中々怖い。
いやもちろん「私の処女を捧げます」ってことなんだろうけど、あのままのムードだと高屋敷さんが首を吊って終わりますた的なオチがついても不思議じゃないもんなぁ。
兎に角、サブヒロイン目当てでこの作品を買うのは止めたほうが良いですよと。これ、サブヒロインにエッチがないと必ず怒る人がいるから対策のつもりなんだろうけど、
あんま意味ないよなぁ。別に一回未遂エッチがあったところで「文句が出にくい」だけで、基本的には誰も喜ばないと思うのだ。どうせFD販促だろwと思うだけで。

次にハーレムのシナリオ。これはメインヒロインつまり「世枝瑠」「美雨」「紫子」「翼」「杏夏」の五人ハーレムのシナリオのことね。
これもこれで、まぁハーレムシナリオというのは基本オマケシナリオではあるんだろうけど、その中でも10円ガムみたいなオマケレベルだったなぁ。
うん。掴みはグーなんだけどね。このルートに入ると、今まで恋愛関係には鈍感な主人公が「実はヒロイン全員俺のことが好きなのでは?」という、
このゲームの究極の真実に遂にたどり着くところまでは面白かった。でもそこで実質的にオシマイみたいなもんだったのであーる。。

だって、ただでさえモテモテの主人公が自分の魅力をフルに生かして全ヒロインを喰ってやろう!という野望を抱いたらどうなるとおもう?
いやネタ自体は結構面白いと思うよ。でもそれってルルーシュが第一話で全世界の人間にギアス発動するようなもんじゃん。
そう、そのままヒロインはイケメン主人公に全員喰われてオシマイですたという「そうなんだろうけど……そのまんまじゃねぇかYO!」ってことにしかならん。
もうちょっとヒロインのガードを堅くして、イケメン主人公がそれを徐々に崩していくみたいな外道シナリオにすれば面白かったかもしんないけど、
一発で複数のヒロインゲットしちゃうから何も面白みがないんだよね。せいぜい、主人公が妹の世枝瑠にあぐらを掻いて自分の爪を切らせていたり、
ハーレムセックスのヒロインを畜生のように扱っているような外道っぷりが面白かったぐらいかな。イケメン外道主人公でクールにハーレムをキメたい人にはマジお奨め。


さて、本題のヒロインシナリオに入ると、まぁ体験版をやった人にはだいたいわかっていると思うんだけど、
プロローグ部分が終わったあとはMAPからヒロインを選択する共通ルートに入って、2~3回選択してイベントを終わらせたら個別ルートに入る構造。

この作品は保住氏と猫コスメ氏(でいいのかな?女性のかた?)がシナリオを書いていて、僕の記憶が正しければエロゲ雑誌かなんかでも「八宝備仁×保住圭」とか、
持ち上げられていたような気がするんだけど、実際は猫コスメ氏のブログによると、保住氏が書いているのは「世枝瑠」と「杏夏」とオマケシナリオ全般。
それ以外は猫コスメ氏が書いているんで、保住氏のシナリオに期待していた人はそこらへん注意。しっかし自分でも一言コメントに書いてしまったけれども、
「保住氏のファン」と言えるような人が出てきたつーのは感慨深いなぁ。「おるごぅる」氏にしたって引退するのか続けるのかよぅ知らんけど、
なんか2003年ぐらいのマイナー系ライターが急にスポットを当てられているような今日この頃である。その頃スポットが当てられていただーまえ先生は以下自主削除。

閑話休題。悪性腫瘍乳改め杏夏シナリオについてはクリック数の所で書いた理由によりスルーしたから、残りは「世枝瑠」「美雨」「紫子」「翼」の四人。
流れ的には猫コスメ氏が担当したシナリオからやったほうがわかりやすいかな。屁タレな僕としては最後は褒めて逃げたいので、一番出来の悪い「紫子」から始めよう。

まぁ出来が悪いというか、積極的に悪い所と思えるところはないから、普通だったら「C+」ぐらいの評価はつけると思うんだけど、
しかし良いところも中々見つからない困ったちゃんのシナリオで御座いましたわオホホホ。
まずよくわかんないのは、なんでイチイチ推理ネタなんてやりたがったんだろうっというところ。お話の全体的な形としては、
紫子が謎の犯人に襲われるというサスペンス状況を通じて、イケメン主人公が紫子を守りきるぜ!って話にしたかったのかもしれないフムフム。

でも、なんせ完璧超人主人公だからいくらサスペンス的状況が起きても「どうせ相手のほうがバカなんだろw」と思ってしまうし現にそうだし、
推理ネタで読者の興味を引っ張ろうにも、結局読者の見えないところで完璧主人公が「俺がパソコンを使えばこの世のことはすべて解る」とスパハーカーなんで、
推理ゲームもクソ味噌もないもの。だから、全体的な流れとしては、適当にイチャ描写をやったあと、読者がダレてきたなと思ったら適当なサスペンスを動かして、
渇を入れようとするというダメシナリオの典型になってしまい微妙感が漂いがち。まぁ、僕はこういう脱力気味な微妙感は嫌いな方ではないんだけど、
こんだけテキト-にやっておいて、なんか最後のほうは犯人とっちめて人情話にもっていこうとするのは認めらんないかも。
つーか、チートスキルの主人公と物語中では基本無能でセックス中毒の紫子を見ちゃうと、あの犯人の言うことがご尤もと思えてくるから不思議すぎる。
全部チートスキルと自分たちの財力コネで成功している主人公が「自分自身の理想を信じなかったお前が悪い」とか言っても説得力ナッシングですわあんたら。


美雨シナリオは紫子シナリオからダメというかアレなところを取った感じかなぁ。悪い所はあんましないけど、良いところも特に少ないというか。
いやまぁね。紫子シナリオにも言えるところではあるんだけど、告白シーンから3回目のエチシーンぐらいまではそれなりに良いんだ。
最初のエッチからエッチの快感を覚えてお互いの心と体をくっつきまくるようなシーンはそれなりに萌えるものがある。
でも、さぁ。それ以降は結局のところ、そういう「テンプレ」的なイチャラブシーン「だけ」をただ繰り返すだけなんだよね。
最初のうちはそりゃいいよ。なんせ童貞と処女のカップルなんだから、エッチを覚えたらそりゃやりたい盛りなのは当然でしょ。
でも、シナリオのあいだじゅうずーっと「えっちしてぇえっちしてぇ」だけを繰り返すのって、そんな恋愛って見てて楽しいのかなぁ。
良い萌えゲのイチャラブはよく言われるようにカップル達の存在がうらやましくなるけど、このシナリオの場合はなんかふつーに清純中学生みたいに、
「こんなセックスばっかりの恋愛はイヤだ」とか思っちゃう。まぁ僕の場合は清純じゃなくって単なる倦怠しか感じないんだけどさ。まいにちセックスとかだりー

ちょっと抽象的な批判なんで、もっと具体的にシナリオに即して語ってみようか。このシナリオの全体的構造は、
一つの物語的目標は11月までにダンスを完成させるというもので、んでその目標達成の中で美雨の弱点が克服されたり将来の夢に近づいたりする……
というようなつもりなんだろうけど、今さっき上の文書を書いてみて「でも、そんな描写あったかなぁ」と疑問に想ってしまって、
もう一回美雨シナリオをエッチシーンすっ飛ばしてやってみた……ううーん、意図の残骸が転がっているという感じしかしないなぁ。
こういうことを言うと「イチャイチャゲーなんだからシナリオなんてなくていいんだよ」とかバカの一つ覚えみたいに言う人が必ず出てきて、
そういう人には、昔々三ヶ月の一回の割合で適当なイチャラブゲーを出していたいつものトラヴェンスというメーカがありましてという、
昔話をしたい今日この頃なんだけど、まぁそんな嫌味は言わなくても、まず「シナリオが必要かどうか」みたいな形而上学的議論する前に、
このシナリオには「舞踏会の前の日にドレスを滅茶苦茶に引き裂かれる」みたいなシナリオがまず存在するんだから、それが良いか悪いかを判断することはできるよね。

なるほど、こうしたイベントは「ヘタなシリアスはいらね」とか言われるものではあるだろう。
そうだとすると、どの辺が「ヘタ」と言える部分なんだろうか?。そしてそのように「ヘタ」「上手い」といったものを漠然とでも感じられるのなら、
やはりこうした作品にも「シナリオ評価」と言える何某かのものが存在すると言うことじゃないんだろうか?。要らないものに上手い下手はヘタはいえないハズ。
こうやって考えてみれば、たとえば、最後のシリアス展開が下手くそに見えるのは、美雨のドレス製作に込められた思いがまずそれまでのシナリオで描写不足であり、
土壇場でその思いが「自分のドレスを作って自立する」から「仲間の力を得て始めて一人前になった」に変わっていくという、おそらくはシナリオの上のテーマが、
鮮明な形で読者に伝わってこないから「ラストに煽って盛り上げようとしているなw」以上の効果が得られないのである。エンディングの前で語られるハンカチも、
エンディングで語られる美雨の過去も、そのどれもが料理次第では感動できるものかもしれないのに、単発ネタのほんのええ話にしか聞こえないのも同じ理由だ。

そして、これは「ラストだけ」の話ではない。ダメなシナリオが何故ダメかと申し上げれば、それはぶっちゃけ僕みたいなダメなレビュアーがいうであろう、
「萌えは良いけどシナリオはダメ」みたいな結果論的評価を内容的評価と真に受けてしまって、所謂「萌え描写」と「シナリオ描写」の二つを別々に書いてしまい、
この二つが一つの作品の中で有機的に絡んでいないところがおおいからである。ラストに例のドレス事件を持っていくなら、
別にドレス製作の現場の描写そのものでなくても、それと関係しているモチーフから美雨の感情の変化を描き、そこからイチャラブ描写をすることもできるだろう。
解りやすいあざとすぎる展開ではあるが、たとえば、美雨に家庭家部にでも入部させて、美雨の得意技から他の女学生にアプローチすれば、庶民がどうのこうの言う問題や、
美雨の過去のトラウマまで、最後のイベントに繋げるいろいろなモチーフを繋げることができるはずだ。エッチだってそこで裸エプロンでもやればいいじゃん。
最初の告白から何も変わらないイチャイチャイベントを繰り返しているだけじゃ、主人公とヒロインの関係も、ヒロインと主人公の感情も変わらない。そんなの退屈だ。

このライターさんが描いたシナリオでもこの「翼」シナリオはそこそこ良かったから、別にこんな基本的な説教なんてうぜぇだけかもしれないけどさ。
ただ、この人って、ハーレムシナリオでも思ったけど、基本的に調教ゲーのほうが向いてる人なんじゃないかなぁと。
ヒロインとの心の交流がどーこーみたいな話はトンと詰まらないのに、体育館でつるし上げて全校生徒にアクメでいいとも大生放送になると急にイキイキきしやがる。
全体的構造を言えば、これは単純に翼の邪魔なプライドをイケメン主人公の調教で潰していく話だから、
エッチを激しくするのにに応じて、翼の態度を軟化というかどんどんらめぇ化すればシナリオ・エロ・キャラと共に一体感を産み出すことができるわけ。
まぁこれは変態調教シナリオであって決してイチャラブではないと思うんだが、要するに僕がクドクドいった有機的なんたらというのは、この程度のことでもいいのだ。

たとえば、フェンシングの試合の全国大会云々という「シナリオ的目標」はそれ自体はどうでも良いかもしれないけれど、
翼のプライド取り除かないと試合に勝てないとかアホな事を言って、この微妙にDQNっぽいイケメン主人公がDQNなエッチをやるということにすれば、
シナリオの目標からエロが生まれ、そのエロしーんの調教過程から翼の心情に変化が生まれ、それが新たなイチャラブ描写の開拓に繋がるといった、
物語全体の各要素の経済の活性化に結びつくじゃないか。というか翼たんは僕のあんまし好きじゃない麗人キャラなのになんて可愛いんだ。
つうか麗人キャラに見えるのは最初の数分だけで、実は単なる天然甘えん坊キャラだってすぐわかるんだけど、その性格と外見のギャップがたまんねぇゲスよ皆さん。
詳しくはエロ描写の所で語るけれど、そのギャップがフェラシーンや巨乳シーンで生かされると凶悪でねぇ。
日常のキスシーンでも思わず思い出して興奮しちゃうぐらいなんですから、主人公がDQNなセクースをしようとしてもいいぞいいぞもっとやれとつい応援を。


最後は保住氏が書いた「世枝瑠」について語って〆ましょうか。たぶん、保住氏もプロデューサーの指令なのか作品の企画に合わせているようで、
猫コスメ氏のシナリオと全体的なプロットは大して変わりませぬ。前述した翼シナリオと傾向は同じで要は素直じゃないヒロインをエッチで籠絡ってな話だから、
ましろ色とかの他の保住氏のシナリオを期待するとガッカリする可能性が高い。
でも、全体的な完成度はやっぱり保住氏のほうがよく書けている部分が多い。先月某作品にて、
生半価な倫理観の兄妹が生半価な近親相姦の生半価に葛藤して生半価な未遂パラダイスを繰り返したのち処女は他の男にやるとか土壇場で生半価なことを言いやがって、
壮絶な非難を浴びた実妹シナリオがあったけれど、アレがダメだったのは最初から最後まで兄妹のすべての行動や感情が生半価で気持ち悪いからである。
兄に覚悟を決めて貰いたいなら、ヨスガのソランザムを見習ってクラスメイトにセックス見せつけるぐらいのことはしないとダメじゃん。喪前ら実妹舐めてるだろ?

その点流石に保住氏のシナリオはキンタマ座っている。勝手に断言しちゃうが、某ましろ色のシナリオを書いているときも、
他ライター氏が書いている義妹シナリオの生半価っぷりに苛々したはずだ。コイツラは何で友人の忠告ごときで自分の恋愛感情や性欲を簡単に諦めるんだ?と。
よき兄貴なら確かに熟考や葛藤はするかもしれないけれど、一度妹の穴やアナルに突っ込むと決めたら最後に突っ走るべきじゃないのか?と。
その点流石にこの主人公はチンポがデカイ。共通ルートの最後で妹に手コキをされたら、きちんと自分の感情と向き合って、
その次の日からは学校内でも家の中でも、この義妹は俺の恋人だ文句あっか喪前らといわんばかりにイチャイチャしまくりである。
もうね。もしも僕のキーボードにガッテンキーがついていたとしたら、ガッテンガッテンガッテン連打しまくりでしたよ。
相も変わらず悪性腫瘍乳はインセスト・タブーがどうだとか五月蠅いけど、これがまた行き遅れの末期悪性腫瘍乳の断末魔にしか聞こえないのも素晴らしい。
「義妹だから結婚してもOK」を連発するのは、たがが民法第734条の制約を盾に取った下らん倫理でこの辺はやや興ざめだが、
(民法を盾に取るなら、民法第744条で言えば、当事者或いは親族が家庭裁判所に訴えないかぎりOKで、逆を言えば彼らが認めれば、実妹と結婚できるともいえるしぃ)
自分や相手と考えた理屈や倫理ではなく、ただ部外者に振り回される屁タレ兄貴に比べたらなんぼかマシである。単なる怯懦を倫理と言いくるめる欺瞞さに比べたら。

もちろん、単に義妹とイチャイチャするのが良いだけじゃなくって、もっと細かいところを言っておくと、
こうした義妹の誘惑と主人公の覚悟という過程を通じて、主人公が覚悟を決めたあとは、その攻守のバランスが逆転して、
「誘惑する義妹とそれに耐える主人公」から「義妹を無意識的に誘惑する主人公」へと萌え描写が変わっていくのが良いのである。
敢えて強調するとすれば、これが猫コスメ氏と保住氏のシナリオの最大の違いであって、猫コスメ氏は告白前と告白後のヒロインとの関係が、
表面的に「恋人」へと変わっているだけで、日常描写全般のヒロインと主人公の会話や行動の流れは殆ど変わらずに、ただキスとエッチが増えただけに見える。
しかし、保住氏のシナリオでは、もちろん近親相姦という関係性がそれを強くしているのも否めないけれど、主人公とヒロインの攻守のバランスが変わることによって、
前半の共通ルートでは真面目な主人公と小悪魔な世枝瑠の性格を描き、後半では情熱的な主人公と屁タレな世枝瑠といった性格の両面を立体的に書いているのである。
言うまでもないけどとーぜん「ただ単に性格を反対にする」だけじゃダメで、そこはそれ最初は普通のエッチやイチャイチャ描写を通じてだんだんと、
世枝瑠のデレ描写を増やしいていって、主人公とユーザーに対して「もっと世枝瑠が素直になればいいのになぁ」という感情移入をちゃんと引き出しているのである。

具体的にわかりやすいポイントを挙げれば「兄」という主人公に対する呼び名である。これが最後には「お兄ちゃん」に変わる……わけではないのだが、
この「兄」という短い発音の言葉が、最初はわりとぞんざいにただ「兄」とだけぞんざいに言われるだけなんだが、これがシナリオが進むにつれて
「兄すきぃ。兄兄兄だいすきぃ~」といった感じで兎に角も掻くにも兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄兄を連発し、まるで何かの口兄いように、
テキスト覧と僕らの耳に兄の呪いが連呼されるのである。これは実際に音声をリアルタイムで聞き続けないとわからない洗脳体験のひとつではあるが、
兄という発音は、お兄ちゃんとか兄様とかにぃにぃなんかと比べて、単発での連続発音がやりやすいのである。あなたの脳内にインストされている
初音妹を起動し以上のようなテキストを演技させてみればわかると思う。「お兄ちゃん」では次のお兄ちゃんや他の言葉に組み合わせるまでにスキが生じるのに対し、
兄ならそれ単体でなら連続キックが可能であり、他の短い言葉と組み合わしても兄すき兄兄大好き兄兄兄超愛しているといった感じで連続コンボが組みやすい。
当然そういった短い発音の言葉の連続は基本的にバカっぽいというか、幼い印象を強めるからケースバイケースであるが、この世枝瑠シナリオにはピタリと当たっている。
最初はぞんざいに兄としか言わなかったひねくれ者の義妹が、その捻くれを残しつつも兄遊んで兄構ってぇ兄兄スキスキスキきねぇねぇ早く兄キスキス兄兄兄兄愛してる、と
いったような世枝瑠の幼児化デレ化というミクロな萌え描写が、マクロな物語の目標である舞踏会の成功と最後のタイムカプセルオチに向けて収斂していくのだから。

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☆エロについて。

前にもなんかのレビューで書いたネタかもしれないけど、エチシーンのクリック数を計るのは実は結構面倒くさい。
シナリオ全体のクリック数の計測は、単に普通にエロゲをやっているときに計測アプリを立ち上げておけば、自動的にカウントされるから簡単なんだけど、
エロシーンの場合はイチイチエロ回想からひとつひとつシーンを選んで一から計測しなくちゃイケナイので大変なのだ。
普通にシナリオを読み進めているとき、エロしーんに入る直前に一端それまでのクリ数を確認して(たとえば6000)、
エロシーンが終わったあとのクリ数(6400)から、前者を差し引いてエロしーんのクリック数400を確認していくといった方法もあるんだけど、
エロシーンの直前でイチイチそんな賢者めいたセコイことを考えるなんて馬鹿らしいじゃないか。だいたいオマタをおっぴろげているレディを前にして失礼千万である。

しかし、このげーむのエロしーんの計測は大変だった……普通の萌えゲーならだいたい一時間未満で終わって、これぐらいならエロシーンの確認を通じて、
エロシーンの内容とかシナリオとの関係性とかいろいろ思い出すことができて、レビューのネタにもなるんですけど、今回はざっと三時間以上かかりましたからねぇ。
もう30分ぐらいで飽きちゃってさ。白痴ヒロイン評判よさげな信天翁航海録の体験版でもやろうかと起動させたらバックグランドできねぇーじゃんアホの歌。
仕方がないから世紀末オカルト学園と祝福のカンパネラと生徒会役員どもという微妙なアニメを片目片耳で鑑賞しながら、
もう片目片耳でエチシーンを計測するというイカれた休日でしたとさ。やっぱイケメンDQNの零君よりもイケメン偽善者のレスター君のほうがマシだよなぁ。

まぁ3時間もかけた御陰で、エチシーンだけじゃなくってシナリオの内容も理解できるデーターが取れたんで、ヨシとしましょうか。
その前にメインヒロイン以外のシナリオのエチシーンについてフォローしておくと、各オマケシナリオ群のエチは最初に書いた通り素股とかみせっこオナニーの類で、
本番に期待している人にはFDに期待してくれと言わんばかりのブツ。それでも「エロ薄」と批判されたくない為なのか、
わざわざ連続で未遂パライダスをしつこく描写しているんだけど、そんなに性欲がありまっているならとっとと今すぐぶち込めと言いたくなる愉快なシーンでありまする。
ハーレムシーンは、最初は世枝瑠と悪性腫瘍乳のコンビで、次は紫子・翼・美雨のみつどもえで、最後は全員を一列に並べてケツに突っ込んでいくというお約束パターン。
これもシナリオ評価で書いたように外道イケメン主人公は面白いんだけど、それ以外は特にみるべきものはないなぁ。
だって、先走り汁になるけど、個別のヒロインルートでヒロインが充分ぶっ壊れているんだから、ハーレムルートでぶっ壊れても大して変わりはないんだもの。
どうせハーレムなんだから、ヒロインの性癖を極端にキャラ勃ちさせるとかやってくんないと、ヒロインひとり一人が雌豚以上に見えなくて詰まらないわ。


個別ルートのエチに入ると、各キャラに1~2回ぐらいの差があるけど、基本的には全キャラとも似たようなエチシーンの流れ。
美雨と翼には分岐エチが一つあって、選択肢によって陵辱気味のエチと和姦気味のエチに分岐するけど、その分岐は全体の物語に影響を与えません。
んで、各キャラのエチシーンのクリ数とシナリオのクリ数を比較してみれば、これらのシナリオの約半分はエチシーンで埋まっていることがわかるとおもう。
これは一つ一つのエチシーンが長いからではなくて、エチシーンと他テキストの間のつなぎが薄くって、エチシーンが終わったらすぐ次のエチシーンにくるから。
この作品のイケメンDQN主人公が射精しまくっているように感じられるのも、一回のエチシーンで必ず連続射精するからだけではなくって、
一つのエチシーンで連続射精しまくったあと、すぐ次のエチシーンに入ってそこでまたドピュドピュやっているからであろう。

この作品のエロシーンの基本的な要点としては、一つ一つのエチシーンを際立たせるよりも、主人公とヒロインが終始いろんな場所でヤリまくっているような、
エロしーん全体を通じてのズブヌル感を描き出すところにあると思う。ぶっちゃけ一回目のエッチで主人公とヒロインはもうすでにイキまくっているんだから、
まぁ前述の陵辱分岐のエッチをのぞけば、エチシーンの趣向自体はそんなに変わっていくところはない。このような方法は半分くらいは成功していると思われる。

確かに一人目と二人目のエロしーんはもしかしたら今年最高かと思えるほどエロかった。その多くは後で後述するCGの成功によるところが多いと思われるが、
このズブヌルラメぇらめぇ射精しまくりエロテキストにだって功績はある。特に一回目のエロから三回目のエロあたりで、ヒロインのボイスが崩れ始めるあたりでは、
不毛なミルクをついティシュの上にこぼしまくってしまったほどである。美雨の三回連続のフェラシーンとかも、こう何回も何回も連続でフェラを続けられると、
単にエロイというだけではなくって、なんだかこういう世界が当たり前なんじゃないかというトリップ感を覚えてしまう。ある種のアンピエントミュ-ジックとか、
ミニマル・ミュージックと個人的には似たようなモンで、おまんこいいちゃう~だのイクイクイクだのといったそれ自体は陳腐な淫語テキストが何回も繰り返されと、
その言葉の意味内容は希薄化されて、その言葉やボイス自体の意味表現が中毒的なリズムを持って脳内に染みこむような感じか。一つのテキストやボイスがすげぇエロイというよりも、陳腐なエロテキストを「たたき込まれて」もうそれ以外何にも考えつかなくなるよう洗脳的状態が気持ちいいわけだ。まぁ抜きゲテキストには基本のテクなんだろうけど、
これをやるためには、反復的で単純な描写の連続が必要だから、僕が上で批判したような「毎回同じようなイチャイチャとエロ描写」は必要不可欠と言えるだろう。
そういう意味で言えば、こういったエロテキスト面の効果に免じて、シナリオの面の弱点を大目にみよ――つまり抜きゲにシナリオは要らない――といった意見は、
まぁ50%ぐらいは当たっているだろうし、そもそも俺はエロゲでオナニーにしかしないんだという潔癖な人にしてみれば100%正しいだろう。
(そういうストイックな抜きゲオタの皆さんに対しては、あんたたちみたいにエロだけを追い求める上品な人とはやってられんわーというしかないが)

ただ、やっぱり残りの50%はちょっと問題があるんじゃないかなぁとおもう。まず身も蓋もないことを言ってしまえば、
僕はもう二人目の半ばあたりから、この手の洗脳エロテキストに飽きてしまって愚息はしょんぼりだったのである、抜きすぎて賢者モードになったのではなくて、
次々と繰り出される八宝備氏の素晴らしいエロCGには相変わらずフル勃起だったから、これは厳密にエロテキストの問題だろう。
最後のほうなんか久しぶりにエロCGモードでぶっこ抜いたもんなぁ。こんなの数年前のF&Cのエロゲ以来の快挙だぜっ!
何で飽きるかと言えば、まぁ簡単に言えば、2回目以降はどのキャラもどうせ似たような洗脳展開だと思ってやって、そのものズバリ同じ展開だと、
またオマンコオマンコエロテキストかよって感じですぐに興ざめしちゃうのである。そこにシナリオ面のキャラフォローが足りてきてないもんだから、
最初のうちは興奮できたエロテキストでも、他キャラを攻略するにつれてだんたんとヒロイン達のエロボイスも、動物園の野生の雄叫びのようにしか聞こえなくなる。
僕が所謂抜きゲと言われるジャンルをあまりにやらないのは、別に抜きゲが下品だからとかシナリオが下らないからでは全然なくって、ただ単純に、
こういった理由でエロさをあまり感じないからである。それはもちろんテメぇの性癖の問題だろと言われればそれまでだし、
僕の性癖に合わないものを全否定するつもりもないけど、ただ50%ぐらいはエロさを感じる僕としては、もうちょっと他にやりようがあるんじゃとは少し思う。
保住氏が書いた世枝瑠のエロしーんも基本傾向は変わらないんだけど、初めてのデートでメロメロになった世枝瑠のエッチシーンとかはエロかったしなぁと。


最後に、八宝備氏のエロCGについて。いやはや、美少女ゲームアワードでエロCG部門というものが仮にあったとしたら、今作が第一位ではなかろうか。
昔から氏の名前は知っていたし、それとなくは注目はしていたんだけど、巨乳を売りにしていたころから、あんまし興味を持てなくなったのだ。
別に貧乳スキーだとか巨乳アンチでもなんでもないが、特化系のライターやゲンガーは、これは実に憐れむべきことではあるのだが、
ファンの「○○の××はネ申」といったマンセーについ流されて、そのの一線を簡単に越えてしまい、どんどん奇っ怪な方向に進んでしまうことが多い。
本人がそっちの方向で好きにやっているなら別に良いんだが、ファンの煽りに流されて、ファンの期待にこたえようと思って、××に特化するほど、
結果的に大多数の(しかもさっきみたいにそれを煽った)ファンには逃げられて、残るのはごくごく少数のファンしか残らない、という状況は僕には悲しすぎるのである。
今作の悪性腫瘍乳についても、まぁこれは一人のヒロインだから別にどうってことはないが、どうにもそういう無理しすぎ感が強かった。

ところが、蓋を開けてみたら、悪性腫瘍乳以外のエロCGはマジで素晴らしいではないか。いやいや、たまには自分の思い込みを捨ててみるモンではある。
さっきの続きになるが「○○の××はネ申」といった煽り文句が拙いのは、そうした言説が単純素朴な進歩主義へ堕してしまう可能性が高いからである。
「八宝備氏のおっぱいCGはネ申」という、それ自体は文句なしに正しい議論が「なら、もっとおっぱいが大きくなればエロくなるはずだ」といった、
質やバランスを問わずに、量や形の巨大化を単純に善とする愚鈍なる進歩主義を産み出してしまう。ツンデレブームが2~3年でバカツンデレヒロインを
大量に産み出して終了してしまったのも「ツンが高ければ高いほどデレの破壊力が増す」といったアホンダレなる進歩主義を真に受けたのが原因だろう。
これではまるでカレーは辛いほど美味しいカレーであり、お菓子の甘さを引き立てるためには砂糖をただ大量にぶち込めばいいといった、エロゲのグロ料理理論ではないか。
掛かる進歩という名の大量虐殺によってダメになってしまったクリエイターは枚挙に暇がないが、八宝備氏は幸いなることに実に賢明であったわけだ。
彼の才能はあくまで「八宝備氏のおっぱいCGはネ申」であって、「八宝備氏の悪性腫瘍乳はネ申」ではない。貧乳から巨乳までのおっぱいすべてがじつにいい。

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小さいサンプル画像でアレだが、それでも八宝備氏のCGのエロさは良く伝わるんじゃないかとおもう。
まず、一番目のCGをみてわかるのは、彼のおっぱいのエロさが「おっぱい」部分だけによる力ではなくて、このCGにみられるように、
この美雨たんの、羞恥めいた感情がエロの快感に負けてとろんとしているような甘い表情によって、垂れ下がったおっぱいがより魅力的に見えてくるのである。
二番目の貧乳ぶっかけCGも、無闇矢鱈に巨大化されたティムポと貧乳が画面の中心に集約されることによって、
主人公の巨大なティムポに汚される義妹の貧乳が比較され、義妹の貧乳がよりイヤらしく引き立てられるというわけだ。

もちろん、おっぱい自体の質感も素晴らしい。これは大きな画像でみなければわかりにくい部分だし、塗り氏によるところが多い部分でもあるけれど、
特に乳首から乳房にいたるまでのほんのりとした肌色の移りかわりは絶品に尽きる。これに比べたら他のエロCGは全部人口おっぱいだと言ってもいいくらいだ。
(ただ、そういう作り物めいたおっぱいCGや全面真っ白なデジタル貧乳も、それはそれで魅力的ではあるけれども)
適当なサンプルCGが無かったためにここでは引用できないが、フェラシーンやパイずりシーンの構図や表情も見事である。
一人のキャラに対してこれらのシチュのCGを大量に書いていると、どれもこれも似たようなモノに仕上がってしまうことが多いが、
八宝備氏の場合は新しいページをめくるように、毎回新鮮なエロCGが僕らの前にあらわれてワクワクしてしまう。
表現変化にやや乏しいのと、正常位といった比較的まともなエロシチュだと他ゲンガーと対して変わらないのがやや難ではあるが、
総じて言えば、すべてのエロCGに毎回新しいエロさを与え、エロCGだけでユーザーを勃起させるだけの力を持ったこのエロゲは、
今年のなかで最低でも五本の指に入るであろうエロい作品であることはまず間違いない。

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