G-hunterさんの「超時空爆恋物語 ~door☆pi☆chu~」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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腰を振る衝撃のOPムービーから漂う地雷臭がすごいドタバタギャグ作品。それに違わず、絵のズレや個別ENDの弱さなどが低評価に拍車をかけています。しかし、背景に電車が走ったり、(かなりヤバい)キャラトークの面白さ等、魅力がたくさんあります。特に所々に見せる、当時に実在した参考文献からの時代考証と歴史の紐解きはバカゲーとは思えないほど説得力です。特に静御前の没年と邪馬台国の場所は思わず唸る解釈。評判のあるTRUE√は、そうだったのかと思うところはあるものの、押しが弱いのが難点かな
パパとママが不幸になるくらいで、輝夜が幸せになるんだったら、喜んでその道を行くよ







・ストーリー

歴史好きで自称冒険家の両親の間に産まれた主人公・佐々木義経は、幼なじみである北条姉妹の家で生活していた
姉の北条織姫は家庭的で義経にとっても姉のような存在であり、妹の北条乙姫は黒魔術が趣味なかなり変わった女の子
幼なじみということもあり、乙姫は義経を黒魔術の実験台としてよく利用していた

ある日、乙姫が偶然、時空を捻じ曲げる力を持つ薬 『時空薬』 を作ってしまい、その力が義経に宿ってしまう
時空薬の力で義経は過去から歴史上の人物を次々と召喚しまい、一同はパニック!
しかも静御前や小野小町に始まり、卑弥呼やクレオパトラ、楊貴妃などなど、過去から来た人物は皆、偉人ばかり
元の時代に戻したいが、一方通行の能力で方法がわからない
こうして、古代娘たちとの波乱万丈な共同生活が始まった
はたして義経の運命は!?



プレイ時間は17時間。攻略順序は静→小町→卑弥呼→クレオパトラ&楊貴妃→乙姫
見ちゃいけないもんを見てしまった系OPムービー
「ああ、これは間違いなく地雷だ…」と思いながらもシナリオ:木村ころやに惹かれプレイ
すっごくドタバタ系でメタ発言の多いギャグシナリオ
序中盤は日常ゲーで後半にシリアスゲーと、よくある序破急展開です
未来に翻弄されるヒロインと、そのヒロインに翻弄される主人公はなかなか
気づけば普通にテレビ見てバイトしてる古代ヒロインの適応力は、かなりすごいじゃないかと

個別√は弱かったですね
小町は割とありきたり、卑弥呼もあっさり終わってしまってなんだかなぁ
楊貴妃&クレオパトラも扱いとしては小町ENDのオマケみたいでしたし
良いところを上げるならば、静エンドの頼朝落馬の真相。良いオチで、これが史実なら面白いだろうなぁ
その他、静御前が義経を追った先で死亡の報を聞き、自殺したという解釈
また、邪馬台国と倭国の位置と卑弥呼が二人(壱与と台与)いたというのもまた面白い

TURE√は乙姫と輝夜を軸に進むストーリー
輝夜という名前と、未来改変に興味ある口ぶりからだいたいの予想がつきます
特にありがちのENDで真新しいところがない……長年のプレイヤーなら何十回と通った√ではないでしょうか
主人公の能力に涙が不可欠であったことはちょっと驚きましたが、だからといってなんだという話なわけで…


・総評
切れ味のある凡作といったところでしょうか
設定の調理具合と着眼点はよかったのですが……もっと頑張れる気がします
むしろ、奇抜さを差し引けばかなり良くできた出来なのでは?と自問自答してみたり
点数がつけにくい作品でした


・一言感想の羅列
①CG立ち絵問わず絵崩れが酷い。人物の体のラインおよび目の着色がかなり変です
②マジでOP考えた奴は売る気あるのかと思ってしまうんですが……
③「伊藤!」「よぉ、加藤!」 「つなげて発音すれば、イトーヨーカドーか」これが一番笑いました
④このタイトルセンスの無さを改めて噛みしめてしまう
⑤背景で、駅に九ノ電の電車が到着する凝りようが凄い。技術の無駄遣い
⑥キャラトーク、静→小町→輝夜が別格。あからさまに声優の素が出てる。静の人はアドリブ下手すぎでしょ(笑)

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