minorityさんの「都市伝説は人を喰う」の感想

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都市伝説と言う題材は珍しいけど、シナリオが面白くなければ意味がない。
構成、シナリオ、原画、キャラ、全てにおいて及第点以下。

まず、原画だがOHPのキャラ紹介に掲載されている珈琲貴族氏のキャラ原案は非常にかわいらしいのにどうしてこうなったというくらい塗りあるいは原画がよろしくない。
塗りがのっぺらとした印象で、せっかくのキャラデザが台無し。

次に構成が致命的に悪い。
街の複数の都市伝説をしらみつぶしに探していく選択形式なのはいいのだが、本筋の時子さんの話に関係ない都市伝説が多すぎて冗長。
この構成のせいでキャラ背景が語られず、恋愛感情やキャラの魅力が御座なり。
各ヒロインごとに本筋に関係がある都市伝説を各々に当てて、ヒロインと都市伝説の関係や本筋への架け橋として掘り下げていく形式だったらよかったのに。

最後に、シナリオが解明されないのがいただけない。
主人公は結局助からず、その概要が読者に想像で消化不良。
まあ魅力のかけらもない主人公なので助からなくてもいいか。
勝手に想像すると、時子は実際に存在しているかと。
しおんのでんわの話でとき時子の名前が挙がっていたので、時子は実在していて過去に携帯電話の呪いで死亡しておりそこから噂で都市伝説の話ができたのではないか。
で、呪いは子音が蟲毒の呪いをかけて鬼ができたと思われ。
時子→~→九龍→彩音→主人公の順に携帯を媒体にした蟲毒の呪いが回ってる。
まあ呪いの家、神隠し、子音の背景や蟲毒の呪い、鬼ができたこと、携帯電話を媒体にしたことの経緯等、語られていないから結局意味不なんだけどね。
九龍が彩音を殺した理由もよくわからん。リングみたいに九龍が呪いにかけられてるときに携帯電話を彩音に渡したら呪いが除外されるのかねえ。
ただ、それなら彩音殺す理由はないか。それに結局九龍も恐らくラストで悲鳴あげてるから殺されてる。結局蟲毒から逃れられなかったってことか。
後、絵美とかも蟲毒の呪いに関係あったのか?そこらへんも謎。

以上

エロゲではあまり見かけない設定なので多少期待していたが、この出来ならホラー小説を読んでいた方が有益だった。次回作があるなら、構成の改善を期待する。

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