komaichiさんの「いたずら極悪」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

珍奇物品。ヒロインたちを屈服させるため痴漢をするのだが、いつのまにか尻に引かれ、最終的には真人間更生させられる不思議な(半分)純愛痴漢ゲー。正直なところ攻略はほとんど単純作業かつ抜きゲーとして実用度が高いとも思わないが、この手のゲームにしてはやたらとヒロインが可愛い。加えて数が少ない3D痴漢という点が相まって、プレー後、めったに出会えない掘り出し物を発掘したような満足感に浸れる。
※今回は、ラストの展開が明記してあります。
 個人的にはそれが分かったところで作品の価値を損なわないだろう
とは思いますが気に障りそうな方はご注意を。

※今回の感想はアップデート済みのもの。
バージョンは1.10で書いています。





リアルタイム3D痴漢ゲー。

シリーズものの第2作目です。

前作未プレーでも、主人公の回想を通して説明してくれるので問題ありません。多分。
未プレーの前作は純粋に凌辱ものだった様子。
その続編ということで、タイトルも内容もさらにパワーアップ、
3Dでレイプモノという時期的にとっても危険球なのではという作品を投入、
と思いきや大幅に方向性を修正したみたいです。
中身は相当マイルド、というか最後は明らかにラブラブです。
個人的な印象では純愛・凌辱比は7:3くらい。

大体の内容は一言コメントで書いたとおりですが、痴漢を通して
快楽の虜にさせるだけでなく、愛を育む話。


■構成

主に【行動選択】【痴漢パート】【会話】で構成されており、
一日の始まりに仕事・外出etc(義理の妹が自宅に押し掛けてくることも多々あり)
などの行動を選ぶとヒロインに出会うので痴漢パートへ。

3D・リアルタイムと銘打っている通り、カーソル動かしてポリゴンガールの
いろんな部分を撫で繰りまわして快感メーターをあげるみたいな感じ。

痴漢が終わるとヒロインとの会話が。
何度かイカせたり、特定のプレーを済ませると進行するとシナリオが進行。

基本的にこの繰り返しです。

痴漢進行の度合いはLv1~3の三段階に分かれておりレベルが高いほど
肉体的・精神的に痴漢を受け入れている状態です。
同時にプレー内容も充実。
といってもシーン回想からプレーするとレベル1でもすべての場所・衣装・プレー
が選択可能なのでレベルの違いがほとんど分からない状態ですが。
またレベルは回想枠で確認できるだけでプレー中に確認できるようなものではありません。

個人的な印象では

レベル1:心も体も拒絶
レベル2:体は感じている、心は揺れている
レベル3:身も心も捧げます

みたいな感じ。

そのうち行動選択で「自首する」という選択肢がでるとエンディングへ。
ハーレムなどはないので5人分みると終了。
これはグッドエンディング。
もう一つバッドエンドがありますがこの展開に関しては後述。


■ゲーム性
痴漢パートは作業プレーに近いです。

快感パラメーターを上げるには、胸・股間・尻触ればOK。
というかそれ以外の部位を触っても嫌悪感メーターばかり上昇して
イカせることができません。

相手が抵抗するときは腕を使ってガードするので、尻だとガードされて終了。
というわけで(おそらく)必然的に胸と股間を触るということになります。
乳房2+股間>腕2本なのでまず負けません。
すると360度あらゆる角度を選択できるにも関わらず正面方向ばかり選ぶことになる。
せっかくだから顔も見れる距離などと距離を調整すると痴漢するときのポイントは相当
狭まってしまいます。

そのうちガードがゆるゆるになるのですが、ものすごい細かく視点変更などする
気合いがないと中盤くらいまでは上記の作業をする羽目になると思います。
しかもヒロインによって攻め方が変わるわけでもなし。

耳・口・太ももetcなど他にも触れる場所があるのに全く使いどころがない。
キャラによって耳が弱いとか、レベルが上がるとキスだけで
快感メーターが上がるなどの工夫があればプレーに幅が出たはず。
レベル3でもキスすると嫌悪感がアップするとかちょっと遣る瀬無い気持ちになります。

というわけで全体的に戦略が差別化されていません。
中には特定のプレーをすることが進行の条件になっている
場合もありますが一部です。

攻略wikiを参照する以外では、やみくもに触りまくってイかせまくる
というプレーになるかと思います。

■痴漢モノとしての評価

「リアルタイム」で「3D」でお触りできるという点以外では
評価がしづらいと思います。

背徳感がほぼ皆無なのと、痴漢をするくらいで足腰立たなくなるくらい
感じさせることができる理由に全く触れられていないという2点が大きい。

前者はゲームの形式の問題で仕方がないかもしれませんが、
羞恥心をあおるようなか会話・心理描写・テキストがない。
抵抗の台詞はありますが言葉のキャッチボールではない。
事前の衣装選択で目隠しスク水などを選択してもなにごともなかったかの
ように話が進むなども起こります。

後者はそんなこんなで、何故痴漢を嫌がっているのに何故逃げ出したりもせず、
何度も何度も対策なしに電車にのるのかという、痴漢モノではありがちな違和感が残ります。
まあとにかく凄腕ということでご理解くださいという感じでしょうか。
※前作で説明されている可能性もわずかながら在り。

あと思いっきり正面から痴漢しているのにシナリオ部分の会話で、
ヒロインが相手を認識してないという場面などもありちょっと
意味不明な部分もあります。


■シナリオ・ヒロイン
これだけ書くと出来の悪いゲームという印象を与えるかもしれませんが、
面白い特徴も持っています。

その一つは、主人公とヒロインが体だけでなく心の交流の描いていること。

痴漢ゲーなどでのヒロインの個性はエロのスパイス程度の扱いで、
シナリオの進行=エロの過激さという感じで、体の関係とか相性ばかり
クローズアップしている場合が多いと思うのですが本作は体の快楽とは別に
各ヒロインの内面の変化をきちんと描こうとしています。

単に性癖としてハマりましたとはではなく、もう少し突っ込んでヒロインの持つ
コンプレックスや劣等感、閉塞感などを取り去ってくれる相手として、
主人公自身を受け入れるといったプロセスが描かれる。

痴漢終了後のシナリオ進行にあたる会話部分では、主にこうしたヒロインの
心情の変化が描かれています。

割とぶっとんだ思考するのでヒロインに共感できたりするわけでもないし、
キャラによっては首をかしげることもあるのですが、
相手を好きになるという精神面での手続きを踏まえてくれていると
やはりこちらの納得の度合いとかヒロインへの愛着などが大きいようで
みなとても魅力的に映ります。

逆に、がっつりうざいという風にもなりかねないので注意が必要ですが、個人的には
ヤンデレ3歩手前くらいの楓(貧乳)も、小動物のようにおどおどしているいじめられっ子
柚(貧乳・CV金松由花)もツンデレいいんちょー智(巨乳)も元気溌剌スポーツ娘の向日(巨乳)
も、実は超女の子思考の生意気お嬢様の光(巨乳)も全員可愛いらしかった。

そして一度主人公を好きになると、主人公のやさぐれた心を包むような
母性本能を発揮。
一度心が折れても再び立ち上がるあたりみな芯が強いヒロインです。
義妹の楓など特に顕著で初めからこの状態。
どのヒロインの場合でも最終的に主人公の心の内を吐き出す相手は楓
となっているので他のヒロインのより優遇されています。
その後はヒロインによって話が変わりますが。

そんなわけで最終的に心が折れて自首させられてしまいます。

単に、初めは凌辱で途中から純愛へシフトするというのは、凌辱規制の潮流に
よって偶然生み出されたにすぎない部分もあると思うのですが、今の時点では
珍しいでしょう(素晴らしいかは好みでしょうが)。

この辺りは多分他の痴漢作品にはない特徴だと思います。


■凌辱要素
ここまで純愛をさも強調しましたが、凌辱部分も当然あります。
序盤~中盤はまさにヒロイン(楓は例外)は嫌悪感をあらわにしているし、
シナリオが進むと「集団痴漢」という選択肢も出てきます。
といっても単なる3Pみたいなのも含まれているので痴漢で集団というイメージとは
ちょっと違う感じ。
大量のおっさんポリゴン見るよりはましでしょうか。
この辺りの時期になると大概のヒロインはすでに主人公に愛をもって
接している状態なので、裏切られて絶望するヒロインの様子などを
見ることができます。
こちらもレベルは1~3まで。
本当に嫌がっているところを無理やりというのはレベル1まで。
とは言えこちらは攻略とかはなく集団痴漢を何度か選択すると終了という感じ。
楓以外はあまり悲壮感も少なめ。
また会話もそんなに大した内容ではありません。
さらにはエロシーンの選択の幅が個別エロと比べて全然少ない。

というわけで凌辱系のエロは明らかに冷遇されています。

因みにこれをすると必ずバッドエンド。
全ヒロイン同じ展開(ヒロインごとの違いは在り)ですがなかなか素敵な終わり方です。


■エロ
これはOHPで色々確認するのが良いでしょう。

シナリオの中でのエロは場所、衣装、プレー内容、事前選択の有無などに
制限がある場合が多いですが、回想のフリープレーでは完全に自由に選択可能。
以下は後者の場合。

【プレー中可能なこと】
・お触り(電車の中に限る)
太もも/股間/尻/尻穴/腰/胸/首/口

・服の脱着
 当然半脱ぎ可能。
 
・挿入&射精場所
 正常位/バック(通常・抱え上げ・アナル)/対面座位/背面座位/フェラ/オナニー強要

・言葉責め
 台詞を選ぶと、レスポンスが帰ってくるという仕様なのですが、
 選択可能な台詞の数は少なくかつそんなに楽しくないので結構飽きます。
 レベルにより応対に変化在り。
 
・プレー場所(本編での制約大)
 電車/車両間/駅のトイレ(本編は基本この3つ)
体育倉庫/教室/自宅/エレベーター/公園(夜)


【プレー前に選択可能なこと】
・衣装(服/下着/小物)
 制服(種類はヒロインごとに違う)、加えてスク水、ブルマ、テニスウェアなど
 からヒロインの特徴に応じて2つくらい選択可能。
 下着は一人5、6種類くらい。
 小物は目隠し・動物耳(ヒロインごとに違う)・メガネは全員共通。
 あとはキャラによってタイツ(柚)やニーソックス(楓)が選択可能。
 ※他にもローター・バイブが選択できますが、実際のエロシーンには
  反映されていません。存在価値なし。バグ?

・衣装の脱着具合
・プレー場所

上の2点はプレー中も変更可能。

以上が個別のエロ。

集団痴漢はというと少し触れましたが残念なことになっています。
プレー前の選択は同じように可能ですが、プレー中にできることが限られている。

プレー内容は羽交い絞めにして触る・挿入の2つ。
場所も若干少なくなっています。
その他服の脱着、射精場所などは同じ感じ。

楓・柚などはぶっかけが出来るのはまあ良いかもしれません。

シナリオ面だけでなく、エロシーンも凌辱系は扱いが軽いという印象。

結局実用度の程はというとまあまあでしょうか。
自由度よりもお手軽に使えるようことを重視してはいると思います。


■細かな話色々

・乳首がぽっちり残念乳首なヒロインばかり…
光以外は全員残念乳首です。

・結構良くバグる。
 パッチで修正されていないバグの対処方などはwikiにあるので
参考になると思います。

・何かと反応が遅めなのでちょっとイライラする場面あり。

個人的には、

・照れるときもじもじする
・イクときに痙攣する
・タイツ半脱ぎで、背面座位するとタイツが伸びる(柚のみ)
・感じさせるとパンツにしみができる
・柚から苛めの内容を聞き出してそのトラウマをほじくり返すような
 プレーでいたぶる。特にトイレ我慢させて失禁。
・目隠し

あたりの演出には大変満足できました。


■まとめ
3D痴漢モノで、凌辱→純愛へという展開と、好きになる過程を比較的
しっかり描いているというある種アンバランスな組みあわせが、
独特の雰囲気を作り出している作品です。

また見方によっては、今が凌辱規制の過渡期であることがよくわかるという意味で
現在を象徴し未来を暗示する作品のようにも思います。

などとごちゃごちゃ書きましたがとにかくヒロインたちが可愛くてたまらないです。

でも結局お勧めできるかというとあまりお勧めできません。
これを魅力的だと感じる人はいそうだけれど、それがどんな人なのかよくわからない感じ。

興味があるなら色々調べてみる価値くらいはあると思います。


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