sindenさんの「きっと、澄みわたる朝色よりも、」の感想

ネタバレ感想を見たくない場合、文字を背景色に設定することが可能です。 → 設定変更

**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

平均点以上の作品だとは思いました。けれど、満足できたかと言われると首をかしげざるを得ないというのが本音です。長文ではその辺りの理由をぐだぐだと→
先に、朱門優の他の作品のおおざっぱな評価を載せておきます。
蜜柑→可
黒3→可
めぐり、ひとひら→良~優
いつか、届く、あの空に→優

今回の話はタイプとしては、めぐひら7割、いつ空3割ぐらいのバランスでした。
ジャンルとしては好みな方です。
音楽はかのwhitelips、絵は時々微妙な気がするものの十分及第点以上。
システムも問題なし。

ならば、何が悪かったか。

1、作品のオチ
「終わりよければ全て良し」ではありませんが、作品の余韻を決めるラストはかなり重要視しています。
これまでの朱門さんの作品でも、めぐひらといつ空は終盤の展開が秀逸で、勢いがある上に独特な味わい深さがありました。
それに対して本作は、終盤手前で盛り上がりを見せるものの、"みんなで仲良く"のラストに「んー…」と唸らざるを得ませんでした。
作品のテーマとか言いたい事とか分からなくもないのですが、そんなありきたりなメッセージの作品をプレイしたいなら
わざわざ18禁(エロい意味ではなく)PCゲーを選んでいません。
複数のルートの中で一つのオチがこれだというなら納得出来ますが、長い一本道の最後がこれだと正直つらい。

2、メインヒロインが一人
別に攻略可能キャラ一人しかいねーじゃねえか、と言いたいわけではないです。
ライターがこのキャラ一本に絞った理由も理解できますし、シナリオの量も十分でした。
ただ、私が朱門優を評価していた理由の一つは、「対立しあうヒロイン」と「どちらかを選ぶ主人公」というエロゲー的テンプレを
作品内にうまく組み込めていた点にあります。

本作でも、このテンプレ自体はしっかり入っていました。

しかし、シナリオ的にもキャラの心情的にも「攻略可能キャラが一人」であるということは、主人公がどちらかしか選ばないということが
すでに決定されているわけです。対立しあうヒロイン同士の力関係が拮抗していれば話の展開が予想しにくく面白いものになり易いですが、
今作では明らかに片方のみが優勢で、正直、この辺りの展開を楽しみきれませんでした。

以上、他にも小さな理由は色々ありますが、大きな理由はこの2つ。
一言で言うと「期待してたけど合わなかった」ということになりますが、ラノベのアネモネとかも本作品と同傾向なのでライターさんの
作風自体が前とは変わってきたのかなあとも思いまする。
新品/中古アダルトPCゲーム販売 通販ショップの駿河屋

長文感想へのレスを書くには
 ・ユーザーIDを有している
 ・COOKIEが有効である
 ・COOKIEを有効にした状態でログインしたことがある
 ・5つ以上一言コメントを書いている
 ・長文感想を書いたユーザーが長文感想へのレスを許可している
の5つの条件を満たしている必要があります。

コメントデータ

このコメントはだいたい551回くらい参照されています。