残響さんの「みここ」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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92みここ
B級バカゲーの傑作とも、イチャラブの隠れた傑作ともとれる。ひとあじ違ったゲテモノを味わいたいならぜひ

雷セックス!
元気玉セックス!
ぬいぐるみセックス!
妖精さん全身コキ!

このメーカー……しとろんソフト、といういまは亡きメーカーですが(最近、まからんソフト名義で復活)、
この同メンバーの前作において
(どこでもすきして いつでもすきして)、
「こんぶ」に並ぶだけのイチャラブを叩き出した
(事実、わたしは榎穂ルート以上の完璧なツンデレを、いまだに知らない)
のですが、まあその路線でいっても、十分にファンの声援は得られたはずです。


ところが。
彼らが独自ブランド(自社内のいちセクトですが)を立ち上げ、処女作では、バカゲーの方向性を選んだのです。

ライターは、海原楓太と鯉川こい。
わたしの感ですが、天然系と、バカツンデレと、ババアが前者の担当(+共通ルート)、巫女姉妹が後者の担当、の気がします。

単純に、テキストのキレが違うのですよ。
もちろん、アイディアの交換は常々行っているのですが、どうしようもなさ、という観点においては、前者のキャラシナリオが、本当にどうしようもない。

一番最初にあげた、雷とか、元気玉とかは、後者のキャラのシチュです。が、それはシチュとしてはネタになるのですが、それがネタだけでとどまっているというか、そのネタをころがしていない。

対して海原氏のほうは……ほんとうにどうしようもない。
ツンデレバカの話なのですが、
場面が変わって、
「つっかもうぜ! ドラ●ンボール!」
と脈絡もなく、主人公の魂のタマをゲッチューするのです。
そこで一日喧嘩するわけですが、周りから「それはないわ」的なアトモスフィアになって、そのバカツンデレ、逃げるのです。
でもそこで
「でもたける(主人公のこと)好きだからねー!」
とかいうノロケ!

これはイチャラブなのかバカゲーなのか?

両方です。


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さて、このゲームにおいて、どうしようもないほどでてくるのが、パロネタです。
その扱い方は……下品。
すぐに風化するネタ、ぎりぎりのネタ、ためらいなく投入してきます。

B級好きなわたしにとっては、
「くぅー、これだよこれ」
な、しとろんのノリに毒されてますが、
一般人は引くだろうな……


どれくらい下品かというと、ニャル子さんのひどさを、エロゲのフリーダムさでやってるくらい。

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しかし読みやすいテキストです。
あるいみニチャーンネェル的なアトモスフィアもあるのですが、それは要素にすぎません。

一番重視しているのは、ノリ。
明らかにアホなネタを、強引に押し切るノリ。

落語ではなく、漫才。

……しかし、そんなバカゲーなのに、どうして、こんなにキャラが可愛いんでしょう!
下品なことばっかいってる……その極地が、さきほどから連呼しているバカツンデレなのですが、

こいつが一番かわいいんでやんの!

だってさ、
こいつ守銭奴のくせして、お金と主人公どっちが大切なんだ、ってまわりに聞かれたら、
真顔で即答で
「たける(主人公)にきまってんでしょ」
っていうの!

このシナリオ、後半、バブリーな成金モードに移行するのですが、
この主人公大好きっぽさだけは、みじんも変わらないのです。すがすがしい。


バカばっかりやってたから、自分が、主人公に好きになられるとは、考えても(夢みても)「ありえねー」と自分でも思っていた華蓮。
その彼女が、念願かなって、

「ねえ、私、最初から攻略されてたんだよ?」


っていうときの、このピュアさっていったらね。
まったく、ある意味で重奏的なゲームですよ。

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