isumiさんの「ZODIAC ~後編~」の感想

ネタバレ感想を見たくない場合、文字を背景色に設定することが可能です。 → 設定変更

**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

あっはっはっはっはー!!!!!!…何?ねぇ、何なの?この三文芝居は??
前編を買ったので、後半も買わないとねということで購入。
前半のラストで面白くなりそうだったので、若干期待していましたが。
…買わなきゃよかった。
とりあえず前編で見限った人、おめでとうございます。あなたは正しかった。
この下からは酷評になります。気分を害する恐れがありますのでご注意ください。


















これのシナリオライターさんってプロの人ですよね?
このライターさんのゲームはやった事ありませんがフローラリアなど名前は知っています。
で、プロの人による商業ではできない同人ならではの話に期待したのですよ。
それが…これですか。これ別に同人でなくてもできますよ。
あ…もしかしてラストのあれが書きたかったのかな。まぁあれは商業ではどうでしょうね(いろんな意味で)

まず、キャラが薄っぺらい。掘り下げが甘い。
だから、生き残ってほしいと思えるようなキャラがいない。私にとってはこれ致命的です。
キャラに感情移入できないので、一緒にドキドキしたりできませんから。
まぁキャラが薄っぺらいのは100歩譲って良しとしましょう。でも、不愉快なキャラが多いのは…
ミルク、音子はほんとどうしょうもないキャラ。
ミルクはブリっ子なのが気に障るし(何回ウゼーと画面の前で言ったことか)、音子は戦う理由が「自業自得じゃね??」と思えるような理由。
統治はもっとあそこらへんのエピソードを生かせれば…
というか統治は○○のために戦っているんだと思いましたが、どうやら違ったようです。
何と言うか、敵キャラのほとんどが悪役ではなく小悪党という感じです。
唯一すぐるとアスはマシだったと思います。あくまでマシ、というレベルですが。
他のキャラについては、らせんは前編では結構好きだったけど、シナリオのせいかキャンキャンうるさい子にしか思えなくなりました。
主人公は特に何もしていないのにやたら持ち上げられているのが気に食わない。こいつ口だけじゃん…
それと守は後編まで生き残らせるべきだったと思います。都合のいい時だけ「守、守って」じゃ守も浮かばれんよ。

はい、それでは問題のシナリオです。
ぬるいよ。なんでこの期に及んで戦わずに済まそうとするの?もう腹括れよ。話し合いで解決できるわけないって。
大体どう見ても音子は仲間になりそうにないでしょーが。
キャラの言動がぬるくて綺麗事ばっかでうんざりしました。
キャラが薄っぺらいので、言動も薄っぺらい。
無理やり感動させようとするセリフばっかりで気に食わない。
「ほれ、このセリフで泣きましょ~ね」といわれてる気がしてなりません。
そしてラストは…鳥肌立ちました!!悪い意味で。
震えました、笑いをこらえるために。あれ何?
あの寒いやり取りはすごいですね。よくまぁこんなセリフを思いつくもんだ。
多分あそこは泣く場面なのでしょうね。二人の愛に。
そういえば私前編の感想で「Happy Endよりも少し物悲しいEDを期待」と書いていたんですね。
いや、こんなものは求めていませんでしたが。

褒めるべきところは演出と絵。これだけは貶しようがありません。
絵がものすごい気に入ったとかでなければ、回避した方がいいかもしれません。
正直言ってこれに4000円弱払ったのを後悔しています。




以下、愚痴(好き勝手書いてますので、さらに気分を害する恐れがあります)

































結局何が一番納得いかなかったって、相手が本気で挑んでいるのにこっちは躊躇しつつ勝利っていうのが気に入らなかったんですよね。
(簡単に言うと、敵「殺してやる!!」→「やめて、私は戦いたくないの!!話し合いましょう」→勝利のような展開。まぁ殺してやるって敵が言ってるのに、話し合いましょうってのもどんだけ甘ちゃんなんだよって話ですが)
本気で来る相手には本気で挑むってのが礼儀だと思うんです。
躊躇する姿を見たとたん、「あーこの人たちの願いってそんなもんなんだ」としか思えなくなりました。一応自分の願いのために必死になるキャラもいますが、そういうキャラはもれなく殺されるし、不愉快なキャラばっかなので…
どのキャラも信念みたいなものがないんですよ。
こういう理由がある、だから生き残りたいんだという強いものがあれば、たとえ自己中心的な考えでも許せたと思うのですが。
それが感じられない。だから結局自己中な小悪党にしか見えないです。これもキャラの掘り下げ不足でしょうね。
すぐるも最後まであのキャラでいてくれたら良かったんですよ。自分の命のために罪を背負いつつも戦うキャラとして描かれたなら。
どうして主人公のあの薄っぺらい言葉で考えを変えちゃうのかね…

(2009/01/28 追記)
私が一番何が引っ掛かったといいますと、主人公がすぐると対峙した際に言ったセリフ。
この場面ですぐるはガンに侵されて余命幾許もないと主人公に言うんですが、その時のセリフ(細部は違うかもしれませんが、大体こんな感じ)
「他人の命を奪ってまで、生きる意味なんてあるのか」
…ハァ?そんなの人それぞれだろ。なんでお前が人の価値観を決めるのかと。
すぐるは生きるために藁を掴む思いでこの戦いに参加しているわけです。その生き方を主人公が否定する資格なんてない。
もし主人公が不治の病にかかっていて同じセリフを言ったのなら、おそらく意味が違ってきました。
だけど、この主人公が言ってもただの綺麗事にしか思えません。
シナリオライターさんは「このセリフカッコいいだろー」と思って書いたのでしょうが。

長文感想へのレスを書くには
 ・ユーザーIDを有している
 ・COOKIEが有効である
 ・COOKIEを有効にした状態でログインしたことがある
 ・5つ以上一言コメントを書いている
 ・長文感想を書いたユーザーが長文感想へのレスを許可している
の5つの条件を満たしている必要があります。

コメントデータ

このコメントはだいたい1965回くらい参照されています。