minorityさんの「ルーデシア Spidering with Scraping」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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交響楽的なる作品に出会ってしまった
ハードSFアクションノベルの名に恥じない納得の出来。
ハードはパートナー兼ヒロインが戦闘でやられまくるところと主人公たちの罪の枷の2点。
腕・足が切断されるのは序の口、体真っ二つにされたり、ゲル状・肉片になったりと大変だ。
描写だけど実際にグロイCGとかはほぼないんでハードっていうほどではないけどね。
罪の枷は主人公達にとってのハードな設定ということか。
SFは独特の世界観で引き込まれる設定だ。
外在魂と内在魂、電子化、ゾンビー。
SF好きには堪らない近未来もの。
アクションは戦闘方法や主人公とクルスの関係、魂・情報の共有、
パートナーに情報たる杭をうって覚醒等、他ではあまり見かけない類の設定が多く目を見張るものがある。
次に、テキストが特徴的。
/多用で、読み始めは若干とっつきにくい文だった。
ただ、こういう文体の作品を読んだのって初めてだったから新鮮な感覚で読めた。
また後半は怒涛の連続戦闘なので文体とか二の次でクリックが止まらなかった。
他に気になった点は誤字脱字が多く目立ったのが残念。

そして、圧巻のCG枚数。
やっぱり戦闘シーンでCGがふんだんに使われると状況がイメージしやすいし燃える。
緻密に戦闘描写を文章で描ききる作品も好きだけど読んでて疲れるんだよね。
音楽はどれも良質。
中でも戦闘シーンで流れるBGMは燃えの相乗効果に一躍かっていた。
ノエシス・ノエマ戦で流れるBGMは鳥肌もの。
サントラ欲しくなるレベル。
余談だけど、クルスのエロシーンみたい。
特にHでクルスがどんな反応するか気になった。
にしても前側の下半身が見えるゴシックスカートは誘ってるようにしかみえない。
ゴシック服といい下着姿といい、そそられる格好でたまらん。
というかクルスもルーデシアも聖女もヒナギクも姉妹もみんなエロ欲しい。
和姦はいいから凌辱で。
このゲーム性格やばい人しかいないし、ハードな作風なんだから18禁凌辱ありだと思うんだけどなあ。
上田さん原画のエロゲー発売しないのが残念だ。

最後にリリクスの扱いのひどさに泣いた。
クルスと同じくらい好みだったのになあ。
ルーデシアに脅されただけなのにあの扱いはない。
ラストは首だけってなんだこれ。
ノエマとノエシス、マスマティカすらも助かってるのに、リリクスは何で首だけにしてしまうん。
てかタイトル通りルーデシアの手のひらの上ってことが気に入らない。
ラストだけ変えてほしかったわ。
結末以外は納得の出来だった。
後、動機がよりよい朝食のための金って言われたときには呆れて開いた口が塞がらなかった。
動機もだけど、太陽の下をなんでルーデシア歩けるのか謎。
動機は表向きで、実質許させるための行動なんだろうけど納得がいかない。
太陽の下で歩けるのも、裏切りを許したからという描写なんだろうけど何これ。
ルーデシアって上流ゾンビーじゃなかったの?
こういうご都合主義なんかどうでもいいからリリクスを救済してくれよ。
なんだかんだで身体を五体満足にすることは重要でしょ。
後、メインテーマの裏切りの話も過去話が少なすぎて、イマイチ。
主人公達とルーデシアとの過去や登場人物全般の背景設定が描写不足。
ルーデシアがあれだけ狂気にもかかわらず、主人公達があそこまで狂信する理由が薄い気がした。

以上

真相が微妙に納得いかないというかなんなのこのもやもや感がある終わり方。
王道だけど、ルーデシアが全て操作していたからヤオ達が正すシナリオがよかった。
戦闘は本当交響楽的に最高なんだけど、シナリオ振り返ると評価に困る出来だ。

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