新着体験版をやってコメントのネタバレ投票

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95MUSICA!(非18禁) (OVERDRIVE) (2030-01-01)
レビューはテキストサイト時代以来だが思うところがあり書いてみる。 まず瀬戸口廉也の文章を読むのは数年ぶりだったが相変わらずの心理描写であり瀬戸口廉也を瀬戸口廉也たらしめる文章であった。 この退廃的であり難とも言い難い昂揚感を抱かせるライターはなかなか居ない。 むかつきと嬉しさが混ざり合って体験版が終わった瞬間、自慰を終えた後のような何とも言えない気持ちになった。 (最後のバンブーの動画は作品の余韻のために必要だったかは謎だが) 話を戻すと登場キャラクターの光影がくっきり描き出されてるのを見て相変わらずだなと少し笑ってしまった。 キラ☆キラを体験した大学時代から今では社会人になり瀬戸口作品を自分の中で新たに消化していくのは少し時間がかかると思ったが体験版では案外手が進み一晩で読み終わってしまった。キラ☆キラをプレイした時はギターをまだやっておりバンドというものを自分の中で消化していくのは難しかったがMUSICA!をプレイしてみると子供を見るような感覚で主人公に投影していた。心が大人になったためか社会に適合してそう感じたのかはわからない。 体験版で出てくる花井是清という人物はまさに瀬戸口廉也独特のキャラクターと言って問題ない人物であろう。 音楽の才能があるが世界に対しての接し方は厭世的でありまた達観している。まさにある意味で心が死んでいるキャラクターである。 そのキャラクターが何でも出来るが何ものにもなれないと感じている主人公こと対馬馨と出会う。 花井と主人公の関係性は一種の安らぎであり、会話はコントのようであり仲の良さが表現されていた。年上の才人とそれを支える年下のマネージャーのような関係は平和であり幸せな日常をよく表現していた。そのあと絶望に落とされるわけだが・・・。 他人がいるからバンドをやるのか、スターはスター足りえるからスターなのか、スター(ストーリー)は作り出すものなのかというのは僕の中で消化できていない題材であり、MUSICA!が今後 どのようにこの題材を料理しストーリが進んでいくのかが楽しみである。絶望のからあげにも意味があったのだと信じたい。 最後になるがめぐると三日月は可愛い(笑)そして短い間だったが花井は主人公の存在に助けられていたのだろうと願いながら・・・。

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