宴
中央値 | 79 |
---|---|
標準偏差 | 10 |
データ数 | 113 |
総データ数 | 160 |
総ユーザー数 | 73 |
発売ゲーム一覧
No. | イメージ | ゲーム名 | 発売日 | 中央値 | 標準偏差 | データ数 | プレイ 時間 中央値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4 | ![]() |
りんごしゃくしゃく(非18禁) | 2012-08-11 | 70 | 7 | 17 | 2 |
3 | ![]() |
クリアレイン(非18禁) | 2011-08-13 | 84 | 8 | 33 | 12 |
2 | ![]() |
Minstrel -壊レタ人ギョウ-(非18禁) | 2010-08-14 | 80 | 9 | 51 | 8 |
1 | ![]() |
空想彼岸(非18禁) | 2009-08-15 | 75 | 11 | 13 | 8 |
発売ゲームの中央値と標準偏差の変遷
X軸はゲームNo.です。発売ゲーム一覧のNo.に対応しています。
データ数が5以上データを抜き出してグラフを生成します。
得点分布
状況 | 度数 | グラフ |
---|---|---|
100 | 0 | |
90~99 | 6 | ![]() ![]() |
80~89 | 48 | ![]() ![]() |
70~79 | 42 | ![]() ![]() |
60~69 | 15 | ![]() ![]() |
50~59 | 2 | ![]() |
40~49 | 1 | ![]() |
30~39 | 0 | |
20~29 | 0 | |
10~19 | 0 | |
0~9 | 0 |
主なPOV
- 15ポイント 埋もれている名作
- 12ポイント シナリオがいいゲーム
- 7ポイント 伏線がしっかり回収されているゲーム
- 6ポイント 演出の光るゲーム
- 6ポイント キャラを取り巻く世界観が良いゲーム(旧:雰囲気の良いゲーム)
- 5ポイント テキストGOOD
- 4ポイント ゴールが一つだけのゲーム
- 4ポイント BGMに惚れ惚れ(*'-')
- 3ポイント 名シーン・名台詞あります
- 3ポイント ファンタジー
→ 詳細に見る
たくさんの友達と優しさに囲まれた世界で綴られる物語は、それぞれが異なった色を持っており、読む者を魅了する。振り返ってみると実に素敵な幽霊ライフだったなぁと思う。 → 長文感想(4444)(ネタバレ注意)
一つ一つの要素が私の好みに合致し、やがて待ち受けている物語の結末もとても良い。本当に素晴らしい旅路を見せてもらった。 → 長文感想(2520)(ネタバレ注意)
少しずれている価値観を味わうようなミステリー。話自体が短いので展開がどんどん進みます。登場人物精神弱すぎん?ってなったり真相も個人的にはしっくりこなかったけど、この心に残る暗い感じは嫌いじゃないです。なぜだろう...
『キノの旅』を彷彿させる寓話的ファンタジー → 長文感想(175)(ネタバレ注意)
この想いは、彼岸へと。 → 長文感想(164)
終わり方は美しかった → 長文感想(193)(ネタバレ注意)
幽霊的モラトリアム → 長文感想(1353)(ネタバレ注意)
端的に言えば私には合わなかった、そういうことかな。 → 長文感想(839)(ネタバレ注意)
本作は公式で似非学園ミステリと謳われていることもあり、ジャンルとしてはそれに当たるであろうか。導入は高校内部で起きた失踪事件について、主人公が親友と共に事件に介入し真相を探るというもの。終盤まで内容が二転三転し大局的には楽しませてもらった。伏線もほとんど回収出来ていたものの、一部動機が不透明ないしこづつけに近いニュアンスに感じられた箇所も存在した。最大のマイナス点は流れを左右する設定が後出しのように降ってくる点であり、これら2つの要素を特に終盤付近で強く感じられたこともあり私としては高めに評価することが難しい。エンディングは同人らしくハッピーエンドとは言い難いものとなっているが、プレイ後に抱いた釈然としないこの思いはそれだけでは無いように感じた。とはいえ実際にプレイすると中央値から感じる期待度は多分上回ってくれるのではないだろうか。
紙の上の魔法使いの原型。しかし劣っている訳で無く物語の完成度は確かな物。 → 長文感想(2374)(ネタバレ注意)
かみまほ体験版が素晴らしかったので予習に。主題が個々のエピソードを通じて丁寧に語られる良作。
物語とは、須らく必然性の集積である。人間と、幽霊と。そんな交差を描いた“幽霊的モラトリアムノベル” → 長文感想(9260)(ネタバレ注意)
同人には時に物凄いモノが眠っている。全力でシナリオを読みたいという方にお勧めできる作品 → 長文感想(5730)(ネタバレ注意)
テーマの対比・シナリオ構成力に目を見張る。 → 長文感想(3351)(ネタバレ注意)
絵15+文27+音13+他30 広壮な作品観に対し、ややエピソード不足を感じる面はあり、また、ラスト付近でバッサリと切り捨てた部分は、賛否が別れる部分だろう。けれど、私は切なさに涙した。いよいよリリースが迫った、商業デビュー作への期待が膨らむ、良作同人ソフトだった。 → 長文感想(2196)(ネタバレ注意)
日常的側面に超自然的な概念を加えて人間の葛藤を描いた六話構成の幽霊的モラトリアムノベル。全年齢対象 黒トールケース、プリントCD。こう言うのも何だが物語に於いて葛藤とは克己されるためにある。本作は各話各人の克己に至る過程を写実的<現実的思考>、また非写実的<童話、霊、呪いといった空想>と二項対立的表現を用いて描いており、それらが上手く噛みあっているように見える。が、見えるだけであった。帰結に肩透かしをくらうと全体が薄れてしまい結果何を読み手に伝えたかったのか分からなくなってしまった惜しい作品である。主人公が内向的思考タイプのため独自理論の展開が多いきらいがあるが、刺激的なヒロイン達が雰囲気を中和し心地良いコミュニティが形成されている点は一読の価値有り。システム面では前作同様台詞が吹き出し形式となっていてこれが中々に読みやすい。スロット11番以降にセーブできないのは勘弁していただきたかった。
気がついたら部屋の隅に積んであったのであります → 長文感想(332)
一人の少女リーベと人形ロマの「人間」になることを求めた旅物語。テーマがはっきりとしており、また対比によって語られるため理解しやすい構造になっている。が、そこで描かれる感情は深く、非常に考えさせられる。伏線回収も秀逸で一つの物語として隙がなくまとまった良作。終わった後にもっとこの物語に触れていたいと思わせる凄さもあった。
逃避による停滞、それからの脱却。前作のMinstrelで描かれたテーマの一つを今作は掘り下げている。 一話完結型の全六話で、各々の話は最終話である事に収束する。 ただ最終話に於いて大事な要素である、凪から霞への想いに関する描写が薄い。二人が絡む日常描写が不足している上に、各話でクローズアップされた登場人物の内面及び彼らと凪とのやり取りが印象に残り易いことが、二人のつながりを希釈してしまっているからだ。 その結果、ある場面の凪の心情に説得力が欠けて、プレイヤーの感情移入を妨げてしまい、話に没入しにくくなっている。一方で二人それぞれの苑馬壮の住人との結び付きの強さは十二分に描写されているため、それを感じられる場面は理解でき、引き込まれる。 キャラはしっかり立っており、それゆえ前半で描かれる住人による日常は羨ましく感じる。 テキストの水準は高い方だが、今作も誤字・脱字の多いことが惜しまれる。
語られるは、人形ロマと少女リーゼの旅物語。描かれるは、人形と人間、正と負の感情、それらを基にした対比。ただ、終始描いていたものはおそらく愛。 本作は全4章+αからなる。 独自の世界観があるファンタジー物であるが、物語と絡ませながら人形の概念や世界観について小出しに説明していくため、プレイヤーに説明臭さを感じさせずにストーリーに惹き込ませる。 各章の話も全体の流れも、それぞれ起承転結がしっかりしており、純粋に面白いと思わせる魅力がある。 質が良いだけに、初回起動時のバグと誤字・脱字の多さが残念に感じる。 埋もれてしまった同人の良作。